大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグについて、平成27年9月11日に廃棄物処理法に基づく調査結果を公表後、使用箇所の解明及び環境調査を進めてきたところ、現在の状況は次のとおりです。
1. 使用箇所の解明及び環境調査
(1)公共工事について
- 平成27年9月11日、県から県内全市町村及びスラグ再生路盤材の出荷記録があった国関係機関に対して調査を要請したところ、前回公表した令和4年12月末時点以後、渋川市から新たに1箇所の報告があり、令和5年12月末時点で、使用箇所の合計は349箇所である。
- 環境調査については、既に全ての箇所において終了している。
(2)民間工事について
- 平成27年9月12日、県から大同特殊鋼(株)に対して、民間工事における鉄鋼スラグの使用箇所の解明及び環境調査を指示したところ、前回公表した令和4年12月末時点以後、新たな報告はなく、令和5年12月末時点で使用箇所の合計は127箇所である。
- 県は、同社に対して、引き続き使用箇所の解明に当たるとともに、判明した使用箇所における環境調査の加速化と結果の報告を指示している。
(3)環境への影響調査について
調査の結果、土壌汚染が確認された場合には、県が直接周辺地下水の調査を実施し、環境への影響を確認してきている。これまでの調査の結果では、地下水への影響は認められない。
2.今後の対応[従前のとおり]
- 今後とも鉄鋼スラグの使用箇所の解明を進め、判明した使用箇所は全て県がリスト化する。
- 新たに使用箇所が判明した場合は、これまでと同様の方法で環境調査を行い、その結果を速やかに公表する。
別表【大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグの使用箇所等 調査状況】令和5年12月末時点(PDF:130KB)
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