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アスベストは防火・防音・断熱用として、多くの建築物に使用されてきました。しかし、人が空気中に浮遊するアスベストを吸引することで様々な健康被害を受ける危険性があり、特に吹付けアスベスト(飛散性アスベスト)は危険性が高いことが知られています。
県では、吹付けアスベストが使用されている建築物を把握し、除却等の対策を推進したいと考えております。
国の指針をもとに、調査対象の建築物を次のとおりとしています。
昭和31年から平成元年までに施工された建築物
建築物全体の延べ面積が300平方メートル以上1,000平方メートル未満のもの
不特定多数の者が利用する次の1、2及び3に掲げる用途が含まれる建築物
現地調査を、協同組合群馬県建築設計センターに委託しております。調査者(協同組合群馬県建築設計センター)には、県から委託を受けている旨の身分証明書を発行しております。
令和4年度アンケート調査において回答無し、または「吹付けアスベストが使用されているかわからない」と御回答いただいた建築物を今回の調査対象としております。
調査方法は目視調査となり、分析調査は行いません。可能な範囲で、建築物の内部を見て回り、状況によって、天井裏や機械室等、吹付けアスベストが使用されていそうな場所を確認させていただく場合があります。
また、お手数ではございますが、設計図書や確認申請書類がある場合には、調査前に御準備ください。それらの資料で吹付けアスベストが使用されていることがわかる場合があります。
調査の際は事前に、調査者(協同組合群馬県建築設計センター)から建築物所有者様に日程調整の連絡をさせていただきます。調査にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。