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意欲にあふれた研修医さんや学生さんが、今月も当院で研修・実習し、精神科医療の現場に触れ、新鮮な感性でコメントしてくれました。以下にご紹介します。
向かって左から 研修医H先生、学生I君、研修医M先生。
H先生 6月末から1ヶ月間の研修。
「医師だけではなく、様々な職種の方が一丸となって患者さんのサポートに当っている姿にインパクトを受けました。
I君 6月末から2週間の実習。
「患者さんの退院後の生活を支援するために、地域の関係機関を招いて開かれる支援会議や訪問看護など、病院の外にも活動が広がっているところが意外というか、印象に残りました。」
M先生 6月末から3ヶ月間の研修。
「外から見ると、年輪を経た木立ちが鬱蒼としていましたが、病院の中は、とても明るい雰囲気でした。」
皆さんのこれからの医療者としての行程に当院での実習・研修の経験が少しでもお役に立てることを願っております。
7月7日の夕食メニューです。
そうめんを天の川に、カラフルな具材を星々に見立て賑やかに盛り付けました。患者さん達は麺類が大好き。あっという間に食べ終わってしまったようです。
7月7日午後4時過ぎに、当センター周辺で急患が発生し、一番近いランデブーポイントである当センター敷地内にドクターヘリが着陸しました。消防車や救急車も集まり、周囲は一時騒然となりました。およそ20分後、患者さんを乗せたヘリが飛び立っていきました。
ドクターヘリとは、救急医療に必要な医療器材、フライトドクター・ナースを乗せて速やかに救急現場などへ出動し、到着時より高度な医療を開始する“究極の往診システム”です。
特に重症な病気やけがについては、15分20分の治療開始の差が救命率向上と後遺症の軽減にとても大きな意味を持っています。
県立病院では、職員が自らテーマを決めて行う研究に対し助成金を交付する「総合研究事業」を実施しています。今年度、当センターでは栄養調理課の職員が「健康・災害弱者のための非常時食の研究~オーダーメイドの備蓄食料とローリングストック法の検討~」に取り組んでいます。
7月8日は2回目のレトルト加工粥の試食会を行いました。白粥、中華風粥はおいしいと好評。イタリアン風味はトマトの酸味が個性的、カレー風味はなんとなく物足りない味との評価でした。
更に改良を重ねたいと思います。
※総合研究について、詳しくはこちらをご覧ください。(群馬県ホームページ)
「かんらんしゃ」は、伊勢崎市内の精神保健福祉のボランティアグループです。
今回は、ボランティア養成講座(主催=かんらんしゃ)の一環として当センターにおいて、研修に取り組んだものです。
前半は、芦名孝一医療局長が「当センターの多職種チーム医療について」講演し、後半は院内を見学していただきました。
「芦名先生の話はわかりやすく、今後、精神しょうがい者とかかわることについて、自信に繋がった」と好評でした。
精神しょうがい者の理解者、応援者が一人でも増えることは、病院のスタッフにとっても大変心強くうれしいことです。
今年度1回目の「防災防火訓練」を実施しました。この訓練は、消防法で年2回以上の実施が義務づけられており、当センターでは毎年実施しています。今回は、夜間、病棟で火災が発生したことを想定し、火災発見から初期消火活動、避難誘導までを1つの流れとし、患者さんにも参加していただきました。
その後、職員による水消火器と屋内消火栓を使った消火訓練を行いました。
伊勢崎東消防署の皆さんにも立会をお願いし、終了後は講評をいただきました。安全かつ迅速な避難誘導と初期消火活動の大切さを再認識しました。
いざという時、患者さんをしっかり守るとともに、安心して療養していただけるように、今後も訓練に取り組みます。
B病棟(リハビリ集中・高齢者治療病棟)は高齢の患者さんも多く、精神科疾患だけではなく体調の管理も大事であるので、毎日ラジオ体操を行っています。
ですが・・・職員も他の病棟と比べて少し・・・ほんの少し平均年齢が高いので、体操にかける情熱も高いようです。
平成26年7月25・26日、前橋テルサを会場に、第20回全国経験交流ワークショップin前橋(主催:SST普及協会北関東支部)が開催されました。全国から約320人の医療関係者等が集い、当センターからも、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士ら9人が、実行委員や受講者として参加しました。
上の写真は須藤第一診療部長が、「当事者や家族に聞くSST」という分科会に、講師として参加した様子です。
SSTは、“ソーシャル・スキルズ・トレーニング”の略で、「社会生活技能訓練」や「生活技能訓練」などと呼ばれ、精神科の治療から学校教育まで幅広い分野で活用されています。コミュニケーションのコツをSSTを通して学ぶことで、自分の考えや気持ちや用件をよりよく相手に伝えられるようになり、対人関係におけるストレスを減らすことができるようになります。
分科会では、回復期の当事者やご家族から話題提供を行っていただき、SSTの意義や方法について、グループディスカッションを実施しました。
当センターでは、月に一度、季節の食材を用いた「四季折々御膳」を患者さんに召し上がっていただいています。
【文月のお献立】
「土用の丑」には、鰻が食べたくなりますよね。今月は、鰻を盛りつけた五目寿司にしました。患者さんは、鰻に驚き、大喜び。ごま団子とメロン、二つのデザートに、にっこりしていました。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されたことを記念して、当センター本館エントランスホールに、ミニコーナーを設置しました。
伊勢崎市には、瓦屋根に換気装置を取り付けた近代養蚕農家の原型と言われる「田島弥平旧宅」があります。身近にある世界の宝を皆さんに知っていただくとともに、大切にしていきたいと思います。
皆さんも是非一度ご覧ください。
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