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伊勢崎地域で、保健、医療、福祉、行政、教育など様々な分野で精神障害者を支えている皆様(53人)にお集まり頂きました。
「関係機関との更なる地域連携に向けて」と題した赤田院長の講演に引きつづき、4グループに別れて~こんなこと知りたい、聞きたい精神医療の実際~をテーマにワークショップを開きました。
ワークショップでは、当センターの医師が参加者からの質問にお答えする形で進行し、予定した時間はあっという間に過ぎてしまいました。
当センターとしても、出席いただいた皆様の積極的な姿勢や熱い思いを改めて受け止めさせていただくとともに、心強く、有り難く感じた2時間でした。
ご出席くださった皆様どうもありがとうございました。
当センターでは、入院患者さんに季節を感じていただけるように、月に一度「四季折々御膳」を召し上がっていただいています。
スパゲティには、秋に旬を迎えるぶなしめじをたっぷり使いました。
このぶなしめじは、味がよく食べやすいきのことして、和洋中広く食卓にのぼるようになり、クリームソースとの相性も抜群です。
お楽しみの手作りデザートは「甘栗蒸しパン」。重曹でふっくら膨らんだ黒糖風味の生地の上に甘栗を一つ乗せてモンブラン風に仕上げました。秋を意識して仕上げた一品です。
今年度1回目の「防災防火訓練」を実施しました。
この訓練は、消防法で年2回以上の実施が義務づけられているもので、当院でも毎年実施しています。
今回は、病棟での火災発見から周囲への情報伝達、初期消火活動、避難誘導までを1つの流れとし、患者さん達にも参加していただきました。
また、伊勢崎市消防本部東消防署の皆さんにも立会をお願いし、終了後、署長さんをはじめ、訓練に立ち会いいただいた署員の皆さんから講評をいただきました。
今年度初めての訓練でもあり、とまどったところもありましたが、安全かつ迅速な避難誘導と初期消火活動の大切さを再認識しました。
作業療法では、この時期『秋』をテーマに様々なリハビリテーションを行っています。
9月初旬は、“食欲の秋”“運動の秋”と題して健康な生活を送るための食事や運動について10人前後のグループで勉強しました。
9月下旬からは“芸術の秋”にちなんで写生やクラシック・歌謡曲・民謡などの音楽鑑賞を行いました。「楽しかった」、「久しぶりに外に出て気持ちが良かった」、「なつかしい音楽を聞けて良かった」、「気分転換になった」と、いずれも大好評でした。たくさんの人の中では緊張してしまう患者さんも「次は何をやるのか楽しみ」と、少人数での作業活動を心待ちにしています。
次回はDVD鑑賞やじゃがいもパンケーキを作る予定です。いろいろな活動で“秋”を感じています。
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