本文
患者さんの社会復帰に向けた支援は、病状の安定だけが目標ではありません。
病気の特徴や再発予防の方法を知る、生活リズムを見なおす、経済的な問題を解決するなど、患者さんは様々な課題を抱えており、その支援にはスタッフ間の連携が不可欠です。
当院では、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士、心理士がチームを組み、患者さんの治療にあたっています。先日、医療観察法病棟での多職種チームの取り組みについて、研修会で報告する機会をいただきました。改めて、チームで支え合うことの大切さを感じました。
当センターでは、入院患者さんに季節を感じていただけるように、月に一度「四季折々御膳」を召し上がっていただいています。
今月のメインは、手作りのホワイトソースがたっぷりかかった、カレー風味のドリアです。
11月に入り、すっかり秋めいて肌寒くもなってきたので、この季節に美味しいドリアで、患者様に心も体もほっこりと温まってほしいとの気持ちを込めました。
こってり味のドリアに対して、デザートは旬のリンゴを使った、甘酸っぱく、さっぱりとした手作りゼリーです。
さて、次回12月は2015年最後の四季折々御膳として、クリスマスメニューを予定しています。
入院中の患者さんにも楽しんで頂けるよう、心を込めて計画していますのでお楽しみに!!
この事業は、医学生・研修医の皆さんを対象にした体験型医療イベントで、今回は「ぐんまを支える若手精神科臨床勉強会」とのコラボレーションとなり、「回復につながるSST・明日から使えるSST」(SST:Social Skills Training)に参加させていただきました。
約50名の医師、看護師をはじめ医療多職種の方々(体験ラリー参加者はこのうち13名)が面談の技術を磨きました。
講演は、当センター須藤第一診療部長が行いました。
当院は、福島第一原子力発電所の事故発生3ヵ月後(平成23年6月2011年)から、空間放射線量を院内の定点2カ所で継続測定しており、測定値は正面玄関に群馬県衛生環境研究所と伊勢崎市役所の測定結果と公示しております。
結果は次のとおりです。
正面玄関前で32.3ポイント、グラウンドで37.6ポイントの減衰を確認しております。
測定開始以来の経時変化
芦名医療局長から病院概要を説明し、院内視察をしていただいた後、岡田心理判定課長の指導により、当センターで行っている心理検査を実際に体験していただきました。
外国人心理カウンセラーは、「自治体職員協力交流事業」に基づいて、心理的な支援を必要とする外国人児童・生徒や保護者のカウンセリングを行っています。
平成27年度第3回伊勢崎地区精神保健福祉を考える会が、11月17日に伊勢崎保健福祉事務所にて開催されました。今回は「精神科の薬について知ろう」というテーマでした。
実際に現場で患者様と向き合って仕事をされている方々に、当センターの薬剤師が精神科の薬についてのお話をさせていただきました。
あらかじめいただいた質問や講演後にいただいた質問の総数は20以上になり、予定時間を大幅に超えて熱心な議論が交わされました。
当ブログ内の文章および画像等の、一部または全部の転用・転載等を固く禁じます。