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もしも夜中に病棟で火災が起こったら…。
そのような場面を想定して、S病棟独自の避難訓練を行いました。
消火班は火元へ急行し、消火器の使い方を確認しながら初期消火の訓練を行いました。避難誘導班は患者さんに声をかけながら安全に誘導しました。各班が連携して速やかに避難が進むよう努めました。
混乱の中で大きな声で指示を出す大切さと大変さが改めてわかりましたが、訓練を重ねることでいざというときに備えたいと思います。
次は、地震の避難訓練を計画中です。
(S病棟:医療観察法に基づき、入院医療の提供を行う専門病棟です。)
患者さんの家族会「のびる会」主催のバザーが11月10日、当センター体育館で行われ、当センターも限られた範囲ですが参加させていただきました。
このバザーは、地域の皆様との交流の場、他団体同士の情報交換の場、入院中の患者さんの気分転換の場となるように毎年開催されているもので、今回は8の団体の協力をいただき、さらに当センターデイケアも展示で参加して賑やかなひとときとなりました。
このバザーが、家族会活動の以後益々の盛り上がり、広がりへの一助となれば幸いです。
今年のノーベル賞は、日本人では大隅良典教授が生理学・医学賞を受賞され話題になりましたが、実は当院にもノーベル賞に由来する医療機器があります。
ひとつはX線検査装置(写真1)です。ヴィルヘルム・レントゲン博士が発見したX線が第1回ノーベル物理学賞(1901年)を受賞しましたが、このX線を利用した検査装置です。医療だけでなく、食品メーカーの異物検出や空港の手荷物検査など、広い分野で使われています。
もうひとつはCT検査装置(写真2)です。ノーベル生理学・医学賞(1979年)でアラン・コーマック博士の理論によりゴッドフリー・ハウンズフィールド博士が開発した検査装置です。
体を傷付けること無く断層写真の撮影が可能となりました。
写真1 X線検査装置
写真2 CT検査装置【CT:Computed Tomography(コンピュータ処理(化)された断層写真)】
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