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当医局ページをご覧いただきありがとうございます。当院は群馬県唯一の県立の精神科病院であるため、県立病院でしか行いづらい、もしくは行えない、精神科救急と司法精神医療を柱として行っている病院です。精神科救急としては県内の夜間休日の精神科3次(措置)救急事例を365日すべて対応することになっています。そのため、入院患者数も多く、その疾患も幅広いという特徴があります。司法精神医療としては司法鑑定の中核機関として、および医療観察法入院・通院医療機関としての役割を請け負っております。鑑定助手としての参加や毎月の精神鑑定カンファレンスなど司法精神医療の研修も充実しています。
また、人材育成の観点から、医学生・初期研修医・後期研修医の研修にも力を入れています。学生実習としては、群馬大学医学生の精神科ポリクリ期間に全員半日当院の見学を行なっています(ただし、現在は新型コロナウィルス感染がある程度終息するまで中止)。また、5~6年生の約1ヶ月の選択実習も受け入れています(今年度生は7名受け入れ)。初期研修医の受け入れでは県内各総合病院の協力型病院として令和2年度は31名(約1ヶ月)を受け入れました(令和3年度は43名予定)。また、後期研修(新専門医制度)では基幹病院として令和2年度3名、3年度3名が当院プログラムを選択しています。同時に、群馬大学基幹病院プログラムからの専攻医も受け入れています(その他、赤城病院基幹プログラムの協力病院でもあります)。
このように、医学生から専攻医までの若い先生方が多い活力にあふれた医局です。
令和3年度の医局員は、専攻医も含め常勤20名(精神保健指定医10名、精神科専門医・指導医8名、精神保健審判員6名)、非常勤1名(精神保健指定医、精神科専門医・指導医、精神保健審判員)です。もちろん、学閥などもありません。精神科救急や司法精神医療にご興味のある方はお声がけください。見学も大歓迎です(毎年多くの方が見学に来られています)。