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人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に則る情報の公開について

更新日:2024年11月18日 印刷ページ表示

このたび当院では、病院長ならびに神奈川県立保健福祉大学倫理審査委員会の承認を得て、以下の研究を実施いたします。この研究は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、該当となる患者さんから直接同意をいただく代わりに、このお知らせによる情報の公開をもって、研究の参加・協力に関する拒否の機会を保障します。
本研究への参加・協力を望まれない場合は、問い合わせ先へご連絡ください。研究に参加・協力されない場合でも不利益な扱いを受けることは一切ありません。

研究名

精神科救急病棟における統合失調症患者の頓用薬の使用と投与場面における看護実践の実態

研究責任者および研究体制

研究責任者:青木彩香(神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科)

研究分担者:
水戸優子(神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科教授)
佐藤雅美(一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院専門看護師)
長嶺真智子(一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院認定看護師)

研究目的・意義

本研究では精神科救急病棟に入院をする患者様が頓用薬(症状が出た時に飲む薬)を服用する内容や、医師の頓用薬に関する処方内容や医師や看護師による頓用薬を服用するまでの経緯や服用後の副作用の有無の観察などに関する内容も併せて調査することを目的とします。これらの調査内容から、頓用薬に関する実践内容や教育における課題が明らかになります。

調査実施期間

2024年1月1日~2024年12月31日

研究対象

精神科救急病棟に2024年1月1日以降に入院し下記の条件を満たす患者様

  1. 年齢は18歳以上、入院時入院形態は措置入院、医療保護入院、応急入院、緊急措置入院である。性別は問わない。
  2. 統合失調症または関連疾患の診断である。
  3. 定期処方として少なくとも1種類の抗精神病薬が処方されている。

研究に用いる試料・情報の種類

​診療録から以下の情報だけを調査します。氏名・連絡先などは調査致しません。

  • 患者属性(性別、年齢、精神科初診日、精神科入院回数・総入院日数、精神科診断名(併存疾患を含む)、入院時入院形態)
  • 入院後24時間以内に出された全ての抗精神病薬頓用薬の指示の内容
  • 入院当日から90日間までの定期処方及び頓用薬で使用された全ての抗精神病薬の内容
  • 抗精神病薬の頓用薬を服用する前後の看護記録(診療録)およびその記録の記載日時

研究方法

対象者の診療録と看護記録を調査し、匿名化した情報から統計解析を行います。

倫理的配慮・個人情報の保護方法

あなたから提供された情報等の研究データは個人を特定できない形式にしてから管理されますので、あなたの個人情報が外部に漏れることはありません。もし研究に参加したくない場合にはあなたもしくは、代諾者(家族や成年後見人など)により拒否を申し立てることができます。その場合には申し立て期限までに下記の問い合わせ先もしくは医療機関の職員にご連絡ください。

結果の公表

研究の成果は学会発表や学術誌などに公表されます。その際、対象者を特定できる情報は一切公表されません。

本研究の資金源

本研究は、2024年度日本精神科救急学会研究助成を受けています。

申し立て期限

2024年12月31日

【研究全般に関する問い合わせ】

佐藤雅美(一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院専門看護師)
〒173-0037 東京都板橋区小茂根4-11-11
Tel : 03-5986-3189  E-mail : m-sato(アットマーク)tmh.or.jp 
​ ※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。

【データ収集管理に関する問い合わせ】

青木彩香(神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科 博士前期課程)
〒238-8522 神奈川県横須賀市平成町1-10-1
E-mail:62411002.rr4(アットマーク)kuhs.ac.jp
​ ※「(アットマーク)」を@に置き換えて送信してください。