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豚熱対策について
豚熱(CSF)について
豚熱(CSF)は、豚やいのししが感染する病気であり、強い伝染力と高い致死率が特徴です。感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
消費者のみなさまへ
豚熱は、豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。仮に豚熱にかかった豚の肉や臓器を食べても人体に影響はありません。また、感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。
畜産農家へのみなさまへ
群馬県では、豚熱ウイルス感染防止のため、農家の皆様には畜舎等の消毒や野生動物や侵入防止の徹底をお願いしているところですが、畜産農家を含む畜産関係者の皆様におかれましては、改めて飼養衛生管理の徹底に万全を期していただくようお願いします。
豚熱についての詳しい情報は、下記のページを参考にしてください。
- 豚熱について(農林水産省)<外部リンク>
- 豚熱に関する情報~豚肉の安全性~
県内における豚熱(CSF)の発生について
群馬県での豚熱発生は9事例確認されています。
発生状況の詳細は、「県内における豚熱(CSF)の発生について」をご確認ください。
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内9例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内8例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内7例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内6例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内5例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内4例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内3例目)」
「県内における豚熱(CSF)の発生について(県内2例目)」
例数 | 発生日 | 所在地 | 防疫措置の状況 | 防疫措置完了日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
9 | 令和4年9月21日 | 板倉町 | 完了 | 令和4年9月27日 | |
8 | 令和4年6月15日 | 桐生市 | 完了 | 令和4年6月24日 | |
7 | 令和4年5月10日 | 桐生市 | 完了 | 令和4年5月16日 | |
6 | 令和4年4月22日 | 太田市 | 完了 | 令和4年5月1日 | |
5 | 令和3年11月26日 | 桐生市 | 完了 | 令和3年12月3日 | |
4 | 令和3年10月19日 | 前橋市 | 完了 | 令和3年11月1日 | |
3 | 令和3年8月7日 | 桐生市 | 完了 | 令和3年8月26日 | |
2 | 令和3年4月2日 | 前橋市 | 完了 | 令和3年4月16日 | |
1 | 令和2年9月26日 | 高崎市 | 完了 | 令和2年10月9日 |
県内における野生イノシシの豚熱ウイルス感染について
1 報道提供資料
- 【6月27日】豚熱に感染した野生イノシシの確認について
- 【7月4日】豚熱に感染した野生イノシシの確認について
- 【8月9日】豚熱に感染した野生イノシシの確認について
- 【8月22日】豚熱に感染した野生イノシシの確認について
- 【8月29日】豚熱に感染した野生イノシシの確認について
- 【9月26日】豚熱に感染した野生イノシシの確認について
- 過去の報道提供資料について
2 豚熱ウイルスが確認された野生イノシシの発見・捕獲場所
野生イノシシの豚熱検査(PCR検査)実施状況
10月9日までの、群馬県の野生イノシシの豚熱検査状況は表のとおりです。
期間 | 検査頭数(頭) | 陽性頭数(頭) | 陰性頭数(頭) |
---|---|---|---|
令和元年10月1日~令和6年11月14日 | 5,654 | 341 |
5,313 |
陽性確認市町村:22市町村/28市町村
期間 | 検査頭数(頭) | 陽性頭数(頭) | 陽性率 |
---|---|---|---|
令和元年4~9月 | 210 | 0 | 0% |
令和元年10月~令和2年3月 | 820 | 15 | 1.8% |
令和2年4~9月 | 416 | 58 | 13.9% |
令和2年10月~令和3年3月 | 450 | 179 | 39.8% |
令和3年4~9月 | 129 | 61 | 47.3% |
令和3年10月~令和4年3月 | 423 | 159 | 37.6% |
令和4年4~9月 | 356 | 115 | 32.3% |
令和4年10月~令和5年3月 | 539 | 161 | 29.9% |
令和5年4~9月 | 219 | 56 | 25.6% |
令和5年10月~令和6年3月 | 746 | 212 | 28.4% |
令和6年4月~9月 | 147 | 83 | 56.5% |
発見・捕獲日 | 発見・ 捕獲場所 |
発見状態 | 成子の別 | 性別 | 体長 (センチ メートル) |
体重 (キロ グラム) |
検査日 | 検査結果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024年10月26日 | 前橋市 | 捕獲 | 幼獣 | 雄 | 75 | 7 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月29日 | 渋川市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 105 | 50 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月29日 | 渋川市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 105 | 48 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月25日 | 高崎市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 105 | 40 | 11月14日 | 陽性 |
2024年10月25日 | 高崎市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 95 | 30 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月25日 | 高崎市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 110 | 60 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月25日 | 安中市 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 120 | 45 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月26日 | 安中市 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 100 | 25 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月28日 | 安中市 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 90 | 20 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月27日 | 安中市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 110 | 45 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月27日 | 安中市 | 捕獲 | 幼獣 | 雌 | 60 | 8 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月30日 | 高崎市 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 110 | 70 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月12日 | 長野原町 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 100 | 35 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月23日 | 長野原町 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 100 | 40 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月25日 | 東吾妻町 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 70 | 30 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月11日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 90 | 50 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月16日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 60 | 20 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月19日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 100 | 100 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月23日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 70 | 30 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月24日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 60 | 30 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月24日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 80 | 70 | 11月14日 | 陽性 |
2024年10月25日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 90 | 60 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月27日 | 中之条町 | 捕獲 | 成獣 | 雌 | 70 | 30 | 11月14日 | 陰性 |
2024年10月23日 | 沼田市 | 捕獲 | 成獣 | 雄 | 120 | 40 | 11月14日 | 陰性 |
野生イノシシの豚熱検査(PCR検査)実施状況(10月検査分まで)(PDF:622KB)
野生イノシシの豚熱検査(PCR検査)実施状況(11月7日)検査分(PDF:50KB)
群馬県では全ての養豚場で豚熱ワクチン接種を実施しています。
豚熱ワクチン初回接種
接種期間 令和元年10月27日~令和2年1月28日
接種対象 県内で飼養されている全ての豚及びイノシシ
接種頭数 約551,000頭
※初回接種以後、新たに生まれた豚等については、順次豚熱ワクチン接種を実施しています。
知事認定獣医師制度
令和3年6月28日から本制度の運用を開始しました。
原則、豚熱ワクチン接種を実施するのは家畜防疫員(県職員)に限られています。例外として、一定の基準を満たした民間獣医師が知事認定獣医師に認定されることで、豚熱ワクチン接種を実施することができます。これによって、より適切な時期での豚熱ワクチン接種に対応することが可能となります。
群馬県知事認定獣医師認定要領(令和3年6月15日施行)(PDF:72KB)
豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針(農林水産省・PDF:3,156KB)<外部リンク>
登録飼養衛生管理者制度
令和5年4月から本制度の運用を開始しました。
これまで豚熱ワクチン接種は、家畜防疫員及び知事認定獣医師にのみ認められていましたが、登録を受けた飼養衛生管理者にも認められるようになり、接種ができるようになります。
豚熱侵入防止に向けた養豚農家に対する支援
侵入防止柵設置事業
独立行政法人農畜産業振興機構(ALIC)が行う農場外周の防護柵設置事業に対する支援を行いました。
緊急消毒資材の配布
養豚農家に対して、農場周囲に散布する消石灰を配布しました。
野生イノシシ豚熱感染確認強化
県内の野生イノシシにおける豚熱ウイルスの浸潤状況を調査するため、鳥獣対策協議会等に委託し捕獲時に採材した血液を用いてウイルス感染の確認を実施しています。
登山者、森林作業者及びゴルファーへの注意喚起
豚熱ウイルスの拡散を防止するため、入山する一般観光者、森林作業者及びゴルフ場でプレーされるゴルファー向けに注意喚起チラシの配布・掲示を行っています。
豚熱ウイルスは野生イノシシはもちろん、物について運ばれるおそれがあります。本県養豚農場への感染を防止するため、下山時及びプレー終了時には靴底などの泥をよく落としていただきますよう、ご協力をお願いします。
群馬県内の山林等に入山されるみなさまにお願いです(PDF:184KB)
森林内で作業される事業者のみなさまにお願いです(PDF:307KB)
群馬県内のゴルフ場でプレーされるみなさまにお願いです(PDF:224KB)
野生イノシシへの経口ワクチンの散布
野生イノシシにおける豚熱ウイルス拡散を防止するため、経口ワクチンの散布を行っています。
1 散布日
【1回目】令和6年10月28日(月曜日)~11月1日(金曜日)
【2回目】令和6年11月25日(月曜日)~11月29日(金曜日)
2 散布場所
前橋市、高崎市、桐生市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、みどり市、榛東村、吉岡町、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、長野原町、東吾妻町
3 留意事項
- 経口ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分や食品からできており、人体に安全であると評価されています。
- 豚熱は、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。
また、感染した豚肉が市場に出回ることはありません。
4 過去の散布状況
- 【令和2年7月27日】野生イノシシ経口ワクチン散布について
- 【令和2年1月29日】野生イノシシへの経口ワクチン散布について
- 【令和3年6月14日】野生イノシシへの経口ワクチン散布について
- 【令和3年11月8日】野生イノシシへの経口ワクチン散布について
- 【令和4年5月20日】野生イノシシへの経口ワクチン散布について
- 【令和4年11月4日】野生イノシシへの豚熱経口ワクチンの散布について
- 【令和5年5月26日】野生イノシシへの豚熱経口ワクチンの散布について
- 【令和5年10月27日】野生イノシシへの豚熱経口ワクチンの散布について
- 【令和6年5月24日】野生イノシシへの豚熱経口ワクチンの散布について
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