野生イノシシに免疫をつけることで、養豚農場での豚熱感染リスクを低減するため、県内の林道において、野生イノシシに対する経口ワクチンを散布します。高崎市内については、高崎市と合同で実施します。
1 散布日※天候等により変更する場合があります。
【1回目】2月2日(火曜日)~2月5日(金曜日)
【2回目】3月2日(火曜日)~3月5日(金曜日)
2 場所
高崎市、安中市、東吾妻町の林道(別紙参照、県実施場所のみ)
※野生イノシシが生息する可能性の高い森林の林道に散布。選定にあたっては、これまで豚熱に感染したイノシシが確認された地域を考慮し、発生リスクの高い地域を優先に選定。
3 実施内容
- 散布個数:約8,000個(4,000個×2回)※県実施分
1平方メートルにつき2~3箇所で20個程度を200カ所散布
- 散布延長:約77キロメートル
- 散布方法:野生イノシシの摂取可能性を高めるため、可能な限り埋設
4 留意事項
- 経口ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分や食品からできています。
- 豚熱は、豚、イノシシの病気であり、人に感染することはありません。
また、感染した豚肉が市場に出回ることはありません。
5 取材についてのお願い
- 散布場所での取材は、野生イノシシの誘因に影響を与えるとともに、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから厳に慎んでください。
- 散布作業の写真等の提供はありません。