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人の足を踏んでしまったり、人にぶつかってしまったりしたときは、すなおに「ごめんなさい」を言いましょう。
まちがいをすなおに認め、謝ることができれば、相手もきっと許してくれます。
もし、友だちにプレゼントをあげたのに、文句を言われたらどうですか。きっといやな気分になるはずです。
どんな物でも、プレゼントをしてくれた人の気持ちになって、ありがたくもらえば、お互い気持ちがよいものです。
何か困ったことがあったときは、迷わずにお父さん、お母さん、先生、友だちに相談してみましょう。
一人で考えて解決しなかったことも、みんなで考えればきっと解決するはずです。
「うそつきは泥棒の始まり」という言葉があります。平気でうそをついたり、盗みをしたりするような人間にならないように、正直で明るい人になりましょう。
人と話すとき、言葉や声の大きさだけでは気持ちは伝わりません。
相手の目を見て話すことによって、自分の気持ちを相手に伝えることができます。
「○○とかぁ」、「△△みたいなぁ」、「××じゃん」というようなあいまいな言葉が若い人を中心にはやっていますが、こういう言葉を使っていると、大人になって正しい言葉が話せなくなります。
そうならないために、みんなは普段からきちんとした言葉づかいをするように心がけましょう。
友だちに何か言われて「かーっと」したとき、そこで怒ってしまえばけんかになってしまいます。
それを避けるため、苦しいけれど怒る前に5秒間考えてみましょう。
友だちとの約束や学校のきまりを守らなかったらどうなるでしょうか。友だちはあなたのことを信じられなくなってしまうでしょう。
授業中におしゃべりしていたら、うるさくてまわりのみんなに迷惑がかかってしまうでしょう。
自分を信じて認めてもらうためにも、約束やきまりを守りましょう。
人から借りた物を返すことは、社会の常識です。
人から借りた物は大切に使い、他人に迷惑をかけないように、期限を守って返すように心がけましょう。
勉強でも、運動でも、一度始めたことは途中で投げ出さないでやりとげようとする気持ちをもつことが大切です。
やりとげることができれば、自分に自信やほこりをもつことができます。