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麻しん(はしか)患者の発生について(感染症・疾病対策課)

更新日:2025年3月21日 印刷ページ表示

 本日、太田保健所管内の医療機関から麻しんを疑う患者の報告があり、衛生環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、陽性であることが判明しました。群馬県内での麻しんの発生は、平成29年以来8年ぶりとなります。

 患者の接触者に対し、太田保健所が健康観察を実施しています。

 なお、周囲に感染させる可能性のある期間に不特定多数の者が利用する施設及び公共交通機関の利用はありませんでした。


1 患者概要

患者情報
No 年代 性別 症状 発症日 ワクチン接種歴

1

20代 女性

発熱、発疹、背部痛

3月18日

不明


2 経過等

  • 3月15日まで ベトナムに滞在
  • 3月18日 発症(発疹)
  • 3月21日 医療機関に受診、県衛生環境研究所が実施した遺伝子検査で陽性判明

※報道機関各位におかれましては、患者様や御家族などが特定されないよう、個人情報保護に御配慮いただくとともに、医療機関への直接の取材はお控えください。


麻しんとは

  • 麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
  • 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強いと言われています。
  • 感染すると、潜伏期間(10~12日間)の後、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現します。
  • 発症1日前から発しん出現後5日までは周囲に感染させるおそれがあります。

麻しんの届出状況

麻しんの届出状況
報告数 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年

平成31年

(令和元年)

令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年

令和7年

(※注)

群馬県 3 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 1
全国 462 35 165 186 279 744 10 6 6 28 45 22

(※注)群馬県は、3月21日まで、全国は、第10週(3月9日)まで


県民の皆様へ

●麻しんを予防するために

  • 麻しんはワクチンで予防可能な感染症です。
  • 定期接種の対象者(1歳児、小学校入学前の1年間)は、確実に予防接種を受けましょう。

●麻しんを疑う症状が出たら

  • 発熱や発しんなどの症状のある方は医療機関に電話をしてから受診するようにしてください。受診の際は、公共交通機関の利用は避けましょう。

群馬県ホームページ:麻しん(はしか)に注意しましょう

 https://www.pref.gunma.jp/page/3309.html

厚生労働省ホームページ:麻しんについて<外部リンク>

 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

報道提供資料 (PDF:271KB)