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群馬県教育委員会では、学校における食物アレルギーの対応は重要な課題のひとつとしてとらえており、平成25年9月、「学校における食物アレルギー対応マニュアル」を作成しました。県内の各学校ではこのマニュアルに基づいて対応し、食物アレルギーのある子どもが安心・安全な学校生活を送れるように配慮しています。食物アレルギーを持つ子どもについての情報をしっかり収集し、その子どもに合わせた「個別取組プラン」の作成、誤食などの緊急時の体制づくり、周囲の理解を得る対応も行っています。
また、学校や保育施設における食物アレルギー対策については、国や関係団体から指針やガイドラインが示されており、対応の基本となっています。
そのほか、学校や保育施設では、給食以外にアレルゲンに触れる授業(小麦粘土、牛乳パック工作など)や課外活動(豆まき、そば打ち体験など)が行われる場合もあります。関係者全員で、食物アレルギーに関する正しい知識を共有するとともに、食物アレルギーで食べられない食品がある子どもについて周囲の理解を得る対応も行われています。