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行政事務(障害政策課・大場 葉月)

更新日:2024年3月1日 印刷ページ表示

障害政策課 大場 葉月

行政事務(令和5年度)写真
掲載内容については、令和6年2月現在の情報です。

1 現在の仕事

 障害者差別解消に関する事務、心身障害者扶養共済制度の運営、身体障害者手帳及び療育手帳に関することなどを担当しています。
 障害者差別解消に関する事務については、関係機関や障害者団体で構成される協議会等の運営のほか、障害者差別解消条例の改正を実施し、改正内容について民間事業者に向けた周知を行ったり、研修会を実施したりしています。
 心身障害者扶養共済制度は、障害のある方を育てている保護者が毎月掛け金を納めることで、保護者が亡くなった時などに、障害のある方に一定額の年金を一生涯支給する制度です。窓口となっている市町村と連携しながら、毎月の年金支給等を行っています。
 身体障害者手帳及び療育手帳については、身体障害者手帳の申請に必要な診断書・意見書を作成する医師を指定する事務として、医師から提出された指定願の確認や審査部会の運営のほか、手帳制度の運用に必要な規則等の整備などを行っています。

2 職務経歴

職務経歴一覧
年度 所属 説明
平成30年度 総務部総務課 予算事務を担当し、部内所属の要求のとりまとめや財政課との調整を行いました。
令和2年度 高崎行政県税事務所 法人の県民税・事業税の課税等を担当し、法人の申告が適正に行われているかの確認等を行いました。
令和5年度 現所属 「1現在の仕事」のとおり​

3 県職員の仕事の魅力・やりがい

 幅広い業務を経験できるところが魅力だと思います。新しい知識を身につけたり、様々な人と出会ったりすることで、視野が広がって自分の成長にもつながります。
 また、全ての仕事の先に最終的には県民の方々がいて、自分の業務が生活に役立っていると感じられることはやりがいだと思います。

4 これまでの仕事で印象に残った業務やエピソード等

(1)総務部総務課

 総務部の主管課として、部内所属等との調整業務を行いました。予算関連事務・議会事務・企画調整などを通じて、県の仕事は様々な所属の連携のもとに成り立っていることを実感し、各所属との情報共有やコミュニケーションの大切さを学びました。また、入庁して初めて配属された所属だったため、調整役を果たせているか不安になることもありましたが、上司や先輩から教えていただきながら、丁寧に業務にあたりました。調整業務を通して学んだことは、今に活きる経験になっています。

(2)高崎行政県税事務所

 法人の県民税・事業税の課税等を担当しました。根拠法令を参照したり、複数人でチェックを行ったりと、地道な仕事ではありますが、適正な課税のために係で協力しながら業務にあたりました。税制改正により課税方式が変わった際には、申告方法等について説明する機会も多くあり、ご理解いただけるよう、わかりやすい説明を心がけました。申告・納付する方々と接する中で、大切な税金を預かっていることを強く意識するようになりました。

(3)障害政策課

 障害者差別解消法の改正に伴い、条例の改正を実施しました。改正にあたっては、障害者団体を訪問して話を伺ったり、協議会で意見を聞いたりして、当事者に寄り添った内容になるように検討を進めました。生活の中の具体的な話や各団体の状況などを知ることで、改めて、県民の方々の声を聞きながら事業を実施していくことの大切さを感じました。
 また、法改正に伴い、事業者等に対して障害のある方への合理的配慮の提供が義務づけられたため、庁内の関係所属に協力してもらい、幅広い事業者に法改正の周知と研修会の案内を行いました。様々な業種の方が研修会に参加してくださり、理解が深められたという感想をいただいたときは、やりがいを感じました。

5 入庁前と入庁後の印象

 入庁前は、所属ごとの業務の違いは意識していたものの、「県庁」という一つの組織の中にあるため、どの所属も同じような雰囲気なのだと思っていました。しかし、入庁してから、各所属のカラーがあることを知り、驚きました。職員同士のコミュニケーションのとり方や仕事の進め方など、職場によって様々で、異動のたびに新たな気持ちで仕事に臨むことができると感じています。

6 今後の目標、これから挑戦したいこと

 様々な業務を通して知識や経験を積み重ね、県民や職場の方々から信頼される職員になることが目標です。日々の業務に追われたり、困難な課題に直面したりすることもありますが、自分なりに面白さを見つけ、積極的に学ぶ姿勢を忘れずに取り組みたいと思っています。

7 群馬県職員を志望した理由

 県外の大学に進学し、改めて群馬県の良さを感じたことで、地元に貢献する仕事がしたいと考えるようになりました。多岐にわたる仕事ができ、群馬県全体の発展に関わることができると考えたことから、群馬県職員を選びました。

8 受験時に心がけたこと

 筆記試験の準備は早めに始めて計画的に進めることを意識しました。苦手な分野や間違えた問題には繰り返し取り組みました。
 面接は、ジョブカフェなどで模擬練習を行ってフィードバックをもらったり、自分でも様々な想定質問を用意して答え方を考えたりしました。

9 未来の後輩へ

 異動が多い仕事のため、群馬県庁には多種多様な分野に挑戦するチャンスがあります。
 また、県民の生活を支え、群馬県の環境をよりよくしていくことができ、「群馬県が好き」という気持ちがある方にとって、やりがいをもって働ける仕事だと思います。是非、群馬県庁を選択肢の一つとして考えてみてください。

行政事務(令和5年度)業務写真
事業者等に向けた研修会の準備を行っています​
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