ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 群馬県立農林大学校 > 【森林】「赤谷プロジェクト」の取り組みを視察しました。

本文

【森林】「赤谷プロジェクト」の取り組みを視察しました。

更新日:2025年12月18日 印刷ページ表示

 ​森林コース2年生が森林環境論の講義の一環で「赤谷プロジェクト」の取り組みを視察しました。

 「赤谷プロジェクト」とは、群馬県みなかみ町北部に広がる約1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」を対象に実施されている生物多様性の復元と持続的な地域づくりを目的としたプロジェクトであり、様々な先進的な取り組みが実施されています。

 今回は、赤谷森林ふれあい推進センターの職員の方の案内のもと、スギ伐採試験地を見学しました。通常スギの人工林では、伐採後は苗木を植林をして森林を造成することが一般的ですが、当試験地ではスギ林を20メートル、40メートルの幅に列状に伐採した後、植林を行わず、埋土種子や風で飛散してきた種子等から自然に発生した樹木により自然の林を復元する試みが行われています。見学した試験地は伐採後、10年以上経過し、ウワミズザクラやコナラなどの広葉樹が背丈以上に大きく成長していました。

 社会情勢の変化に応じて、求められる林業の施業も変化していきます。そのため、先進的な事例を学ぶことを通して、課題を解決する力を培っていきます。

​​赤谷プロジェクトについて学習している様子の写真試験地を視察している様子の写真


社会人コース
証明・申請