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第三者への個人情報漏洩事案等の発生について(児童福祉課)

更新日:2025年3月27日 印刷ページ表示

以下のとおり、個人情報を第三者へ漏洩した事案が2件(事案1・事案2)、不適切な事務処理が1件(事案3)あったことが判明しました。
今後、このようなことがないよう適切な事務処理を徹底し、再発防止に万全を期してまいります。


事案1


(1) 概要

 令和6年3月、ファミリーホーム開設予定事業者に対して、他のファミリーホーム(開設済み)事業者から県に提出された開始届をスキャンしたPDFファイルをメール送信した。
当該PDFファイルには、以下の情報が含まれていた。


<漏洩した情報>

  • ファミリーホーム運営者や従業員計4名分の履歴書、1名分の資格証明書類
  • ファミリーホーム第三者委員1名分の氏名、保有資格、住所、電話番号、選定理由
  • ファミリーホームの資金計画書、運営規程、事業計画書、家屋の平面図・立面図

​※ファミリーホームとは
 ファミリーホームは、児童養護施設、里親制度と並ぶ新しい児童養護のかたちとして、平成21年度から制度化されました。
養育者を3人以上(補助員を含む)置いて運営することが条件で、養育者の住居において、定員5~6人のこどもを養育するもので、令和7年3月27日現在、県内に10か所あります。​​


​(2) 経過

  1. 令和6年3月、ファミリーホームAの開設予定事業者に対し、開始届作成の参考としてもらうためのPDFファイルをメール送信。通常、他事業者への資料提供の場合には、作成事業者の同意を得た上で、個人情報を削除した資料を提供していたが、誤って、他事業者への提供について、作成事業者の同意を得ておらず、個人情報が含まれるファイルを送信してしまった。
  2. 令和7年3月19日、県担当者がファミリーホームAを訪問した際に、代表者から以下を聴取
    • 昨年3月に送付されたファイルの中に、ファミリーホームBの職員の個人情報(履歴書等)が含まれていた
    • これらの情報を見たのは、代表者及びその配偶者の2名。当該データは削除済み。​
  3. 同日、ファミリーホームBの関係者に電話連絡し状況説明。令和7年3月26日、関係者宅を訪問し謝罪。 

事案2

事案1の発生を踏まえ、同様の事案がないか確認したところ、以下を把握した。
令和3年度に、ファミリーホーム開設予定事業者Cに対して、他のファミリーホーム(開設済み)事業者Dから県に提出された書類の一部の写しが提供されており、当該書類には、以下の情報が含まれていた。


<漏洩した情報>

 ファミリーホーム第三者委員1名分の氏名、住所、電話番号、肩書き、選定理由


<対応>

  • 令和7年3月21日、ファミリーホームCに対して当該書類の破棄を依頼。 
  • 同日、ファミリーホームDの関係者(代表者及び情報漏洩のあった1名)に電話連絡し状況説明。
    令和7年3月25日、関係者宅を訪問し謝罪。 

事案3

 令和6年3月29日、児童福祉行政指導監査の「助言・指導事項」について、ファミリーホーム事業者(9事業者)に対して、施設名を含む一覧(6事業者分)をメールで一括送付する不適切な事務処理があった。 


今後の対応

個人情報の厳正な管理や情報セキュリティ指導、外部への資料提供時における内容確認を徹底する。

報道提供資料 (PDF:457KB)