群馬県では、令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の原因特定に期間を要すると判断し、下水道の破損に起因する道路陥没の未然防止を目的として緊急点検を実施しましたので、その結果を公表します。
1.対象施設及び点検方法
- 口径2メートル以上の下水道管路(延長約1.8キロメートル)の内部について、「テレビカメラ調査」を実施。
- 40年以上経過した下水道管路(延長約38.2キロメートル)が埋設されている道路について、「路面下空洞調査」を実施。
2.緊急点検結果
2月25日(火曜日)から調査に着手
- テレビカメラ調査:下水道管内にカメラ調査機を流下させ、映像で目視点検した結果、管渠内の異常は見つかりませんでした。
- 路面下空洞調査 : 地中レーダを搭載した空洞探査車が走行して調査した結果、下水道管路に起因する空洞の可能性がある箇所は確認されませんでした。
3.その他
今回実施した路面下空洞調査では、下水道管路との関係性はないが、路面から浅い位置で補修の緊急性が高い空洞を8箇所確認したため補修工事を行い、全8箇所の補修を完了しました。
4.調査箇所図

5.緊急点検状況

報道提供資料 (PDF:1.06MB)