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令和7年3月3日、文部科学省から「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)」に対する文部科学大臣表彰について、令和7年度の受賞団体等が発表され、群馬県からは次の6団体が被表彰団体に選ばれました。
昭和村立東小学校(昭和村)
伊勢崎市立第二中学校(伊勢崎市)
甘楽町立甘楽中学校(甘楽町)
幼保連携型認定こども園すみれものがたり(高崎市)
太田市立中央図書館(太田市)
にじの会(館林市)
※『令和7年度「子ども読書の日」記念 子どもの読書活動推進フォーラム』の中で実施されます。
子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)に対する文部科学大臣表彰は、国民の間に広く子供の読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子供が、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことができない読書活動の一層の推進に資することを目的に、平成14年度から行われている表彰です。
この表彰は、子供が積極的に読書活動を行う意欲を高める活動において特色ある優れた実践を行っている学校・園・図書館・団体(個人)が対象となります。
担任等による学校図書館利用の勧めや学校図書館を活用した授業実践、児童会活動による様々な読書啓発活動、先生方による読書啓発活動、村内4校を巡回勤務する学校司書による学校図書館の整備や村図書館・村内各校との連携、ボランティアによる読み聞かせ活動など、読書を身近に感じたりおもしろさを感じたりできる環境作りを進めている。図書館教育担当教諭を中心としたこれらの取組により、図書稼働率を向上させている。
<主な活動内容>
司書教諭や学校図書館事務職員、国語科を中心とする教職員が連携し、学校図書館年間指導計画に基づいた、意図的・計画的な読書推進活動を行ったり、図書室を利用したくなるような環境整備を行ったりしている。そして、その成果として学校図書館の貸出し数を伸ばしている。また、読書推進のためのイベントや、小学生に対する「本の読み聞かせボランティア」活動(事前講習あり)等、図書委員会の主体的な取組が盛んである。
<主な活動内容>
司書教諭や学校司書を中心に読書活動に力を入れており、図書室内の飾りつけやポップ、ポスター展示など、読書に親しむ環境整備を行ったり、保護者、ボランティア、町立図書館司書等、地域人材との連携を密に図ったりしている。町図書館「ら・ら・かんら」との連携では、本の貸し出しを積極的に行ったり、図書館司書を招き、ブックトークや町電子図書館の利用方法の説明を行ったりしている。
<主な活動内容>
絵本を通した教育・保育を大切にし、園児が絵本に親しむ機会を増やしている。絵本専門士の資格を有する園長が中心となり、専門的な視点から適切な本を紹介したり、絵本の内容を生かした活動を取り入れたりし、子供たちの想像力や表現力の育成に力を入れている。絵本約七千冊、紙芝居約二千冊の蔵書があり、日常的に子供たちが集まれる場所として図書館を整備したり、絵本に関する外部の研修に積極的に参加したりと、絵本に親しむための環境を整えている。
<主な活動内容>
県内の公立図書館で、小学生を対象では唯一となる「こどもビブリオバトル」を実施している。また、小学3・4年生を対象とした「読書感想文書き方講座」を実施し、子供の読書嫌いの払拭に努めている。さらに、ブックスタート事業に力を入れることにより、新生児・乳児の段階から子供と本の出会いの機会を提供している。
<主な活動内容>
館林市立図書館の子ども室で、毎週土曜日、絵本や紙芝居の読み聞かせを行っているほか、子ども参加型のクリスマス会等を行うなど、子どもたちとその保護者へ、本と親しみ読書することの楽しさを伝えるとともに、心豊かな子どもたちの育成に多大な貢献をしている。
<主な活動内容>