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令和5年度児童虐待相談の状況について(児童福祉課)

更新日:2025年1月20日 印刷ページ表示

令和5年度 児童虐待相談対応の状況について

令和5年度において、群馬県内4カ所の児童相談所(中央・北部・西部・東部)で対応した、児童相談・虐待相談は次のとおりです。

令和5年度 児童虐待相談の表

 

令和5年度

令和4年度
(参考値※)

児童相談所の全相談件数

11,099件

12,047件

 

うち虐待相談件数

1,832件

1,977件

 

児童相談所の虐待相談件数の年度別推移の画像

※国の集計方法に合わせ、令和5年度分から集計方法を変更しました。

集計方法の違いについて
  令和5年度分報告 令和4年度分報告まで
児童相談所の全相談件数 当該年度中に援助方針(施設措置・助言指導等)を決定した件数(前々年度までの受理分を除く) 児童相談所に寄せられた児童相談受付件数
児童虐待相談件数 児童相談所が受け付けた虐待相談に対して援助方針を決定した件数(前々年度までの受理分を除く) 虐待が疑われる児童の通告があった件数
  「虐待無し」とした件数 含まない 含む

​(参考)従来の方法で算出した令和5年度児童虐待通告件数:1,817件(うち、「虐待無し」とした件数73件)


虐待相談の内訳


<種別>

種別の一覧

年度

心理的虐待

身体的虐待

ネグレクト

性的虐待

令和5年度

1,111

410

277

34

1,832

令和4年度

1,149

447

361

20

1,977

令和3年度

1,192

414

273

30

1,909

身体的虐待

 殴る、ける、やけどを負わせる等

心理的虐待

 言葉による脅し、子どもの前での配偶者等に対する暴力や暴言等

ネグレクト

 食事を与えない、ひどく不潔にする等

性的虐待

 性的行為の強要等


<主な虐待者>

主な虐待者の一覧

年度

実父

実母

実父以外の父

実母以外の母

その他

令和5年度

888

686

138

11

109

1,832

令和4年度

834

907

128

19

89

1,977

令和3年度

795

850

158

12

94

1,909


<年齢別>

年齢別の一覧

年度

令和5年度

令和4年度

令和3年度

0歳 103 112 127
1歳 98 130 140
2歳 125 149 125
3歳 137 145 141
4歳 113 137 129
5歳 109 115 140
6歳 107 116 118
7歳 101 130 124
8歳 105 146 96
9歳 108 124 113
10歳 103 114 107
11歳 101 91 107
12歳 102 101 89
13歳 103 79 100
14歳 85 96 75
15歳 81 84 78
16歳 75 59 50
17歳 72 46 49
18歳 4 3 1
1,832 1,977 1,909

<経路別>

経路別の一覧

年度

警察等

近隣

知人

学校等

市町村

家族

医療

機関等

児童福祉

施設等

児童

本人

その他

令和

5年度

825

193

193

186

71

45

28

39

252

1,832

令和

4年度

746

291

229

203

96

56

23

41

292

1,977

令和

3年度

646

390

249

147

102

50

27

32

266

1,909


令和5年度虐待相談件数の状況

  • 虐待の種別で最も多いものは、心理的虐待の1,111件(60.6%)。
  • 主な虐待者で最も多いものは、実父からの虐待の888件(48.5%)。
  • 年齢別の虐待件数で最も多いものは、3歳の137件(7.5%)。
  • 虐待相談の経路別件数で最も多いものは、警察からの825件(45.0%)。

群馬県の取組(令和6年度)


児童虐待防止条例(令和3年4月1日 施行)の推進

 様々な施策を総合的かつ計画的に推進し、群馬県一体となった児童虐待防止の取組強化を図る。

 <本条例の特色(独自規定)、主な取組>

  • 親権等の濫用禁止:保護者支援プログラムの普及促進(ほめトレ、サインズ・オブ・セーフティー・アプローチ)
  • 早期対応:子どもの安全確認を原則24時間以内に実施(国指針は48時間以内)
  • 社会の変化への対応:各児相のシステム改修、SNS活用、国のAI活用モデル事業に参画
  • 子どもの死因究明:CDR(Child Death Review)モデル事業を実施(令和2年度から継続)

児童相談所の体制強化

  • 市町村との連携:児童相談所に配置されている市町村支援担当児童福祉司を中心に、市町村の虐待対応力を強化
  • 児童心理司:西部児童相談所の児童心理司を1人増員
  • 児童指導員:一時保護所(中央・東部)の夜勤体制強化等のため、児童指導員を計10人増員
  • 警察との連携:令和5年10月に中央児童相談所内に移転した県警少年サポートセンターとの情報共有
  • 意見表明等支援事業:一時保護所にアドボケイトを導入(中央児相 令和5年10月から、東部児相 令和6年11月から)

報道提供資料 (PDF:249KB)