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4,344点の古文書・絵図を新たに公開しました!(文書館)

更新日:2024年12月26日 印刷ページ表示

 群馬県立文書館では、1年につき約1万点の古文書を数回に分けて新たに公開しています。このほど、新たな古文書・絵図を閲覧いただく準備ができましたので、御案内します。今回閲覧可能となる文書は次のとおりです。

1 今回公開した古文書・絵図

(1)碓氷郡松井田町五料(現安中市) 中島徳造家文書(4,344点)

 江戸時代に本家のお西と共に茶屋本陣(お東)が置かれ、お西と交代で五料村の名主を世襲してきた中島家に伝来した文書で、今回が第6次公開となります。今回の公開分は近現代文書が中心となっていますが、近世文書も約700点含まれています。この公開で中島家文書のうち、17,527点が閲覧可能となりました。

 近世文書は金銭の受取や田畑の仕立に関する資料が多くなっています。また、中島家初代の没後200年の供養に当たり、その法名が不明であったため、菩提寺と相談して改めて初代として祀ったという旨の書付からは、当家の歴史をうかがうことができます。この他、伝来は不明ですが、阿波徳島藩主蜂須賀綱矩の書状が2点含まれています。

 明治期以降は正三郎氏が臼井町長や町会議員、拓造氏が学校長の役職を務めており、それらにも関連する書簡・はがき類や、税金の領収書を含む金銭の受取に関する資料等で構成されています。書簡類の中には日中戦争期に南京から戦況を家族に伝える手紙もあり、兵士の視点から見た南京入城の様子を知ることのできる興味深い資料となっています。

2 場所

 群馬県立文書館(もんじょかん) 2階 閲覧室 (前橋市文京町3丁目27-26)

3 時間等

 開館時間:9時00分~17時00分 休館日:月曜日、月末日、国民の祝日

4 その他

 撮影は無料(スマートフォンやカメラをお持ちください。)

 複写は1枚につき、白黒は10円、カラーは50円

 『ぐんまの古文書 続編』(1,009円)等も販売

 群馬県立文書館では、現在、約30万点の古文書(原本)、約5万5千点のマイクロフィルム収集古文書、約7万点の群馬県史収集複製資料(ともに閲覧は複製本)等を公開し、県民の皆様をはじめ、広く一般の方々、研究者の方々などに御利用いただいており、歴史の確かな証拠である貴重な古文書や絵図の原本を直接手に取って御覧いただくことができます。詳しい御利用方法、収蔵資料の目録、最新情報等は、当館ホームページで御確認ください。

報道提供資料 (PDF:648KB)