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群馬県農業再生協議会では、需要に応じた米生産を推進するため、群馬県の令和7年産主食用米の生産目安を68,892トンと設定し、各地域農業再生協議会へ情報提供しました。
各道府県の農業再生協議会では、生産者が需要に応じた米生産に取り組めるよう、国が示す主食用米の需給見通し等の情報を踏まえ、当該道府県の生産目安(主食用米生産量の目安)を設定し、情報提供しています。
群馬県農業再生協議会では、令和6年10月30日に国が示した、全国の「令和7年産主食用米等生産量」を参考に、前年産に対し国と同じ水準で、令和7年産の生産目安を設定しました。
名称 | 令和7年産 | 令和6年産 | 対前年比 |
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主食用米等生産量(全国) | 683万トン | 669万トン | 102%(+14万トン) |
生産目安 数量(群馬県) | 68,892トン | 67,475トン | 102%(+1,417トン) |
生産目安 面積(群馬県) | 13,879ヘクタール | 13,592ヘクタール | 102%(+287ヘクタール) |
今年の夏以降、高温による生産への影響や防災意識の高まりから主食用米の不足感が生じ、価格が上昇しています。令和7年産では、飼料用米や飼料イネ等の新規需要米から主食用米への過剰な作付け回帰による米価への影響も懸念される中、安定した稲作経営を行うためには、引き続き需要に応じた米の生産が必要です。
群馬県では、行政や生産者団体が協力しながら、今後も、国等が発信する需要動向等の情報提供に努め、新規需要米等の推進と併せ、需要に応じた米生産が行われるよう支援します。
報道提供資料 (PDF:149KB)