ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 報道提供資料 > 「第6回OECD2030年の教育と技能の未来に向けた グローバルフォーラム」の群馬コースの実施報告について((教)総務課)

本文

「第6回OECD2030年の教育と技能の未来に向けた グローバルフォーラム」の群馬コースの実施報告について((教)総務課)

更新日:2024年10月21日 印刷ページ表示

1 群馬コース実施概要について

(1)目的

 非認知能力の育成やSELの視点から新しい時代に向けた教員の指導の在り方(ティーチング・コンパス)を考える。

(2)群馬コース日程

 1日目 10月10日(木曜日)10時~16時30分 (会場:エテルナ高崎)

 (1)開会挨拶 ティア・ルッコラ OECD教育スキル局イノベーション・進歩計測部長

 (2)パネル講演
 ・スザンヌ・ディロン アイルランド教育スキル局副主任検察官
 「ティーチング・コンパスの方向性」
 ・キンバリー・ショーネルト=ライヒル イリノイ大学シカゴ校教授
 「SELを教室にどのように入れていくのか、研究と実践に向けた戦略」
 ・栗本 郁夫 群馬県教育委員会事務局教育次長
 「自律した学習者を育成するために教師としてどうあるべきか」

 (3)グループ・ディスカッション1(12班、各班8~9名)

非認知能力の育成やSELの視点から、新しい時代に向けた学びや教育の変化に対する生徒や教員の在り方と、そのために必要な環境整備や支援を考える。

 (4)歓迎挨拶 山本 一太 群馬県知事

 (5)SAH指定校事例発表

  • 星野 亨 群馬県立前橋南高等学校教頭
  • 丸橋 覚 群馬県立高崎女子高等学校校長
  • 藤塚 俊太郎 群馬県立伊勢崎高等学校教諭

 (6)グループ・ディスカッション2(12班、各班8~9名)

社会情動的スキルを育てるために、学校教育において生徒が自律性を発揮する機会をどのように提供できるか。

 (7)1日目のまとめ

 2日目 10月11日(金曜日)10時~12時40分 (会場:前橋南高等学校)

 (1)学校視察

  • 授業参観 2年 日本史探究
  • 生徒によるSAH指定校取組発表

 (2)グループ・ディスカッション3(2班、各班11名)

 群馬県の視察を受けてティーチング・コンパスを考える。

 (3)閉会行事

(3)参加者数

 1日目 113名

内訳 生徒53名、教職員20名、OECD及び専門家14名(海外9名:6か国・地域)、教育委員会関係26名

 2日目 40名

内訳 生徒12名、教職員4名、OECD及び専門家13名(海外9名:6か国・地域)、教育委員会関係11名

2 本グローバルフォーラムの成果等について

  • OECDが主催する国際フォーラムにおいて、群馬県が1つのコースの運営を担うことができ、国際的な貢献ができたこと。
  • 海外からの参加者を含めてのべ153名の参加者が、群馬県が取り組んでいる非認知能力の育成やSELの視点からOECDが検討を進めているティーチング・コンパスの議論に参加し、知見を深めることができたこと。
  • 群馬県が取り組んでいる非認知能力の育成やSAH指定校の実践について、世界に向けてアピールすることができたこと。
  • 生徒がグループ・ディスカッションにおいて、海外からの参加者を含めた様々な立場の人と議論することで、生徒の視野が広がったり、進路を含めたキャリアについて考えが深まったりすることができたこと。
  • 令和8年度末に作成予定である非認知能力の育成に係る群馬モデルに、本フォーラムで得た知見を反映させる。

報道提供資料 (PDF:304KB)