県内市町村における令和5年度普通会計決算の概要を取りまとめました。
なお、本資料は、現時点の集計状況を速報として取りまとめたものです。
決算のポイント
- 決算規模は、歳入歳出ともに3年ぶりに増加し、過去3番目に高い水準となった。
- 実質収支は、347億円の黒字で、県内35市町村の全てが黒字を維持した。
- 経常収支比率は、1.1ポイント悪化して94.7%となった。実質公債費比率は、前年度と同数値の6.1%となった。
総論
1 歳入
歳入総額9,623億円(前年度比+133億円、+1.4%)
増要因
- 地方税 +44億円、+1.4%
- 地方交付税 +28億円、+2.2%
- 繰入金 +143億円、+48.4%
減要因
国庫支出金 -55億円、-3.2%
2 歳出
歳出総額9,165億円(前年度比+137億円、+1.5%)
増要因
- 扶助費 +127億円、+6.4%
- 普通建設事業費 +162億円、+16.5%
減要因
- 物件費 -39億円、-2.9%
- 補助費等 -29億円、-2.6%
3 決算収支
実質収支:347億円の黒字(前年度比-47億円)
4 財政構造の弾力性
- 経常収支比率:94.7%(1.1ポイント上昇)
- 実質公債費比率:6.1%(±0ポイント)
5 地方債現在高
- 地方債残高:7,116億円(-200億円)
- 地方債残高:4,073億円(+43億円)
(臨時財政対策債を除く)
報道提供資料 (PDF:1.09MB)