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令和6年度「群馬大学医学部生向け やさしい日本語講座」を開催しました(ぐんま暮らし・外国人活躍推進課)

更新日:2025年3月31日 印刷ページ表示

 言葉の問題が生じやすい場面である医療現場へ「やさしい日本語」を普及させるため、群馬大学医学部と共催で「やさしい日本語」講座を開催しました。
 医療現場での実習を控えた医学部生を対象に、必修講義として「やさしい日本語」講座を行いました。講座には、群馬大学の留学生や地域の外国人住民に「外国人サポーター」として協力していただきました。


日時


【第1回】〈基礎編〉

 日時:令和6年9月27日(金曜日)13時00分~16時20分


【第2回】〈実践編〉

 日時:令和6年10月1日(火曜日))8時40分~12時00分


場所

 群馬大学昭和キャンパス


内容


【第1回】〈基礎編〉

  • 「やさしい日本語」とは
  • 「やさしい日本語」の基本
  • 「やさしい日本語」の確認練習​

【第2回】〈実践編〉

  • 「やさしい日本語」の表現を見比べて話し合う
  • 外国人サポーターの体験から学ぶ
  • 外国人サポーターに「やさしい日本語」で伝えてみる

講座の様子


【第1回】〈基礎編〉

 講義では「やさしい日本語」の基礎を学び、その後で確認のため、病院でありそうな会話を「やさしい日本語」に言い換える練習をしました。


【第2回】〈実践編〉

 まずは導入として外国人サポーターの母語での会話を聞き、外国人サポーターと一緒にグループワークを行いました。各自が考えた「やさしい日本語」への言い換えをグループ内で発表し、よりわかりやすい表現を考えました。その後、その表現が外国人にはわかりやすいかどうか、外国人サポーターに判断をしてもらいました。
 また、外国人サポーターの医療機関での体験を聞き、病院で困ったことやよかった対応を学びました。
 最後に、医師役と患者役に分かれ、ロールプレイを行いました。実際の医療現場で使われる用語や場面を想定した練習をすることで、「やさしい日本語」の理解度が上がったようでした。

 受講した学生からは、「医療機関での体験を聞いたことやロールプレイで患者役をしたことで、医療従事者としての「やさしい日本語」への意識が高まった」「実際に使いたい」などの感想をいただきました。

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