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歴史博物館では、第111回企画展「弥生人は二度死ぬ―再葬墓(さいそうぼ)ってなに?―」を開催します。
東日本の再葬墓(さいそうぼ)に対し、西日本を代表する甕棺墓(かめかんぼ)。佐賀県吉野ケ里遺跡の甕棺から出土した副葬品(銅鏡や貝輪)や祭祀用につくられた赤い土器と、再葬墓出土品(土偶形容器(どぐうがたようき)、人面付土器(じんめんつきどき)、大型壺(おおがたつぼ))が登場します。
再葬墓研究のきっかけとなった岩櫃山鷹の巣岩陰遺跡(いわびつやまたかのすいわかげいせき)から出土し、東京国立博物館と明治大学博物館に所蔵されている土器が里帰りするなど、群馬県ゆかりの資料が一堂に会します。
沖縄県以外では、初公開となる洗骨葬の一部始終を撮影した写真と厨子甕(ずしがめ)(骨壺)を公開します。
人面付壺形土器(東京国立博物館蔵 Image:TNM Image Archives)
岩名天神前遺跡出土土器・人骨(明治大学博物館蔵)
厨子甕(日本民藝館蔵)
令和6年10月5日(土曜日)~令和6年11月24日(日曜日)
県立歴史博物館 企画展示室
9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(10月14日・28日・11月4日は開館)
10月15日(火曜日)・29日(火曜日)・11月5日(火曜日)
一般800円、大高生400円、中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1人は無料
※企画展示と常設展示の両方がご覧いただけます
※群馬県民の日(10月28日)は無料