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令和5年度野生鳥獣による農林業被害額及び主な野生鳥獣の捕獲状況について(速報値)(鳥獣被害対策支援センター)

更新日:2024年8月28日 印刷ページ表示

 群馬県内における令和5年度の野生鳥獣による農林業被害額は545,503千円で、令和4年度比109%と増加しました。
 被害を及ぼしている主な野生鳥獣(5獣種)の捕獲総数は20,520頭で、令和4年度比106%と増加しました。

1 野生鳥獣による農林業被害額

(1)被害額 545,503千円(令和4年度比 109%)

  • 農業被害額 322,551千円(令和4年度比 116%)
  • 林業被害額 222,952千円(令和4年度比 100%)

(2)被害額増減の主な要因及び今後の被害対策の方向

  • 農業被害額が令和4年度比で増加した主な要因は、被害額が最も多いニホンジカによる被害の増加によるものです。
  • 林業被害額は、令和4年度とほぼ同じであり、ニホンジカやカモシカによる苗木の食害や、クマによる樹皮剥ぎ被害が継続しています。
  • 引き続き「捕る」「守る」「知る」の各対策について、総合的に取り組みます。

2 主な野生鳥獣の捕獲状況

(1)捕獲総数 20,520頭(令和4年度比 106%)(5獣種合計)

  • ニホンジカ 13,153頭(令和4年度比 98%)
  • ニホンザル 636頭(令和4年度比 111%)
  • カモシカ 0頭(令和4年度比 -%)
  • イノシシ 6,271頭(令和4年度比 123%)
  • ツキノワグマ 460頭(令和4年度比 167%)

(2)捕獲数増減の主な要因及び今後の捕獲対策の方向

  • ニホンジカの捕獲数は、令和4年度に比べると狩猟で減少したものの、有害捕獲等では増加しました。ニホンジカによる農林業被害は依然として多いことから、引き続き捕獲強化に取り組みます。
  • イノシシの捕獲数が令和4年度に比べ増加した要因は、捕獲の強化に加え、豚熱感染による一時的な生息数減少からの回復と推察されます。豚熱まん延防止のため、イノシシの捕獲強化等の対策に継続して取り組みます。

問合せ先

【対策全般】鳥獣被害対策支援センター 電話027-371-0003
【農業被害】蚕糸特産課鳥獣害対策係 電話027-226-3091
【林業被害】林政課森林整備係 電話027-226-3221
【捕獲状況】自然環境課野生動物係 電話027-226-2874