1 調査対象児童生徒数(対象学校)
ア 公立小学校 95,137人(305校)
イ 公立中学校 50,219人(163校)※中等教育学校前期課程を含む
ウ 公立高等学校 39,387人(68校)※中等教育学校後期課程を含む
エ 公立特別支援学校 2,178人(26校)
2 調査結果の主な特徴
(1)暴力行為
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は205件(-64件)で、児童生徒1,000人
当たりの発生件数は約1.1件(-0.3件)である。
- 発生件数は、小学校は前年度調査に比べ増加、中・高等学校は前年度より大幅に減少している。
(2)いじめ
- 小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数は3,301件(-1,476件)で、児童生徒1,000人当たりの認知件数は17.7件(-7.3件)である。
- 認知件数は、前年度調査に比べ、小・中・高・特別支援学校ともに減少している。
- いじめを認知した学校の割合は、小学校93.1%(-4.0%)、中学校94.5%(-1.8%)、高等学校90.5%(+2.4%)、特別支援学校80.8%(-7.7%)である。
- いじめ防止対策推進法における「重大事態」の発生件数は、小学校2件、中学校2件、高等学校1件であった。
(3)小・中学校の長期欠席(不登校等)
- 小・中学校における長期欠席児童生徒数は3,614人(+589人)であり、このうち不登校児童生徒数は2,878人(+270人)で、不登校児童生徒の割合は1.98%(+0.22%)である。
- 不登校児童生徒数は小学校では8年連続増加、中学校では7年連続増加となっている。
(4)高等学校の長期欠席(不登校等)
- 高等学校における長期欠席生徒数は933人(-62人)であり、このうち不登校生徒数は556人
(-154人)で、不登校生徒の割合は1.41%(-0.34%)である。
- 高等学校における不登校生徒数は、2年連続で減少している。
(5)中途退学
- 高等学校における中途退学者数は、589人(-119人)であり、中途退学した生徒の割合は、1.5%(-0.2%)である。
3 調査結果の要旨