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【9月29日】令和3年度特別展示「日本最古のサケ属化石」を展示します(自然史博物館)

更新日:2021年9月29日 印刷ページ表示

本県安中市に分布する安中層群板鼻層(約1,100万年前に堆積した地層)から採集された、サケ属の大型絶滅種〔学名〕オンコリンクス・ラストロススOncorhynchus rastrosus(最大体長2.3メートルの巨大サケ)の化石標本を、期間限定で特別展示します。
この標本は、サケ属化石としては日本最古であると共に、北西太平洋域で初めて報告されたOncorhynchus rastrosusとなります。

1 展示する標本

  • 右前上顎骨の前端部と、そこに植立する大きな1本の前上顎骨歯。
  • 展示では、化石標本(実物)と共に、この化石種と系統が近いサケ属の剥製標本等を列品します。

2 展示期間等

令和3年10月2日(土曜日)~12月12日(日曜日)
注:群馬県立自然史博物館ホームページ<外部リンク>より、オンラインによる事前予約が必要です

※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、会期等が変更になる場合があります。

3 展示場所

群馬県立自然史博物館 エントランス(常設展示室入口手前)

4 関連講座の開催

自然史講座「博物館の化石、いろいろ調べてます」
開催日:10月31日(日曜日) 13時30分~15時00分
講師:当館学芸員 高桑祐司(理学博士)
※申込方法などは、当館ホームページにてご確認ください。

この標本の研究論文について(当館ホームページより閲覧・ダウンロードが可能)

  • 群馬県立自然史博物館研究報告第24号(2021年3月発行)で、高桑祐司学芸員が公表
  • 論文の概要を、当館発行の「デメテール80号」(2021年春発行)に掲載