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近年、気象災害は激甚化、頻発化しており、過去に経験したことのないような大型の台風や豪雨が毎年のように発生しています。本県も、一昨年の台風第19号により甚大な被害を受けました。また、新型コロナウイルス感染症への対応という、新たな問題も発生しています。
このような状況を踏まえ、県では防災研究の第一人者である東京大学の片田特任教授を座長に迎え、県内外の有識者の方々や市町村防災担当部局、県関係課、関係機関等で構成する「群馬県災害時の避難対策に係る検討会議」を立ち上げ、住民の避難行動の変容や行政による避難対策のあり方について検討してきました。
今回検討会議がとりまとめた「群馬県避難ビジョン」では、県として避難のあるべき姿を提示し、それに基づいて対策の方向性を示しています。
1-1.分散避難の推進
1-2.要配慮者の確実な避難
1-3.広域での避難
2-1.ベッド、食事、トイレ(BFT)
2-2.物資の確保
2-3.新型コロナウイルス感染拡大防止等の衛生管理
2-4.避難所の運営
3-1.県民、行政、事業者等の協働
3-2.新たな仕組みの構築
3-3.さらなる取組
大規模な豪雨災害などの気象災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、県、市町村及び関係機関等が連携し、より実践的かつ効果的な避難対策を講じられるよう、必要な対応を検討。
第1回 令和2年12月22日(火曜日)
第2回 令和3年1月21日(木曜日)
第3回 令和3年2月26日(金曜日)