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【3月25日】災害時における避難の基本的考え方-群馬県避難ビジョン-について(総務部危機管理課)

更新日:2021年3月25日 印刷ページ表示

災害時における避難の基本的考え方-群馬県避難ビジョン-について

 近年、気象災害は激甚化、頻発化しており、過去に経験したことのないような大型の台風や豪雨が毎年のように発生しています。本県も、一昨年の台風第19号により甚大な被害を受けました。また、新型コロナウイルス感染症への対応という、新たな問題も発生しています。
 このような状況を踏まえ、県では防災研究の第一人者である東京大学の片田特任教授を座長に迎え、県内外の有識者の方々や市町村防災担当部局、県関係課、関係機関等で構成する「群馬県災害時の避難対策に係る検討会議」を立ち上げ、住民の避難行動の変容や行政による避難対策のあり方について検討してきました。
 今回検討会議がとりまとめた「群馬県避難ビジョン」では、県として避難のあるべき姿を提示し、それに基づいて対策の方向性を示しています。

避難ビジョンの構成

1.避難の選択肢を多様に~分散避難を進め自らの命は自らが守る~

1-1.分散避難の推進
1-2.要配慮者の確実な避難
1-3.広域での避難

2.避難所生活の質を向上する~避難所において命と健康を守る~

2-1.ベッド、食事、トイレ(BFT)
2-2.物資の確保
2-3.新型コロナウイルス感染拡大防止等の衛生管理
2-4.避難所の運営

3.自然災害にオール群馬で立ち向かう~災害レジリエンスNo.1を実現する~

3-1.県民、行政、事業者等の協働
3-2.新たな仕組みの構築
3-3.さらなる取組

<参考>「群馬県災害時の避難対策に係る検討会議」について

1.目的

大規模な豪雨災害などの気象災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、県、市町村及び関係機関等が連携し、より実践的かつ効果的な避難対策を講じられるよう、必要な対応を検討。

2.構成員

  • 外部有識者
    片田 敏孝(座長)東京大学大学院情報学環特任教授
    金井 昌信 群馬大学大学院理工学府教授
    阪本 真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授
    榛沢 和彦 新潟大学医歯学総合研究科特任教授
  • 市町村防災担当部課長、県関係課長等、関係機関(オブザーバー)

3.開催状況

第1回 令和2年12月22日(火曜日)
第2回 令和3年1月21日(木曜日)
第3回 令和3年2月26日(金曜日)