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子どもたちの健やかな成長のためには適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠など基本的な生活習慣が大切であることに鑑み、その定着に向けた取組の一層の推進を図るため、「早寝早起き朝ごはん」運動などの子どもの生活習慣づくりに関する活動のうち、特色ある優れた実践を行い、地域全体への普及効果の高いと認められる活動に対し、文部科学省が表彰を行うものです。
平成24年度から隔年で実施され、今回、県内では以下の2団体の活動が選ばれました。
元気な1日朝の6点
高崎市立中尾中学校は、朝の生活習慣に視点を当てて、朝食(3項目)、歯磨き、排泄、睡眠の6項目について生活習慣チェックを行い、規則正しい生活習慣を身につける活動を実施している。生活習慣チェックは生活課題の改善に向けて適宜見直し・啓発を行い、よりよい実践につなげている。また、中尾中学校区の小中学校4校が共通の取組をはじめ、小中9年間を通じて規則正しい生活習慣の定着を図っている。これがきっかけとなり中尾中学校区地域合同保健委員会が発足し、地域全体で生活習慣改善に効果を上げている。
ぐっすり・もりもりオリンピック
みなかみ町立桃野小学校では、みなかみ町食育推進計画の「寝る時間の目安」を基に作成した「ぐっすり・もりもりオリンピック」(生活習慣チェック)を実施し、基本的生活習慣の改善を目指した活動を全校体制で実施している。生活習慣チェックの成果はみなかみ町子育て健康課と共有し、健康増進に向けた連携・協力を呼びかけている。また、学校保健委員会において、保健委員会の児童が地域に向けて「早寝早起き朝ごはん」の大切さについて啓発活動を行っており、学校・家庭・町が連携し、児童の生活習慣の改善に向けた取組が継続して実践されている。
日時:令和5年2月10日(金曜日)
会場:文部科学省東館3階第一講堂(オンライン併用)