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当館では年数回、計約1万点以上の古文書の閲覧公開を行っています。
現在、約27万点の古文書(原本)、約4万6千点のマイクロフィルム収集古文書・約7万点の群馬県史収集複製資料(ともに閲覧は複製本)等を公開して、県民の皆様をはじめ、広く一般の方、研究者の方々などの利用に供しています。
歴史の確かな証拠である貴重な古文書や絵図の原本を、どなたでも直接手に取ってご覧になったり、カメラで撮影したりすることができます(複写サービスもあります)。
群馬県立文書館(もんじょかん)2階 閲覧室 (前橋市文京町3丁目27-26)
開館時間 9時00分~17時00分
休館日 月曜日、月末日、国民の祝日
※現在は新型コロナウイルス感染症対策を行っていますので、事前の電話予約をお勧めします。最新情報は当館ホームページでご確認ください。群馬県立文書館<外部リンク>
撮影は無料です。(スマートフォンやカメラをお持ちください。)
複写料金は1枚につき、白黒10円、カラー50円です。
土地と金銭に関する文書が多く、江戸期の「萬覚帳」をはじめとする金銭出納簿には、金の出入りが細かく記録されています。
原市村の戸長を務めた家の文書です。村内を中山道が通り、寛政期の絵図には、街道沿いの家並みや寺社のほかに、今は失われた立派な杉並木も描かれています。
前橋から五料宿への江戸道の宿駅が置かれた駒形で、油屋・酒屋を営んでいた家の文書です。「マルモ」は屋号です(毛)。幕末の前橋城再築や、本陣に関係する資料もあります。
草津村・前口村・小雨村の兼帯名主であった家の文書です。草津温泉の客引き、冬住み、硫黄(湯の花)稼ぎに関する文書などもあります。 ※複製本による公開です(原本ではありません)。