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地域の日本語教室で学習支援活動をしている方や、日本語学習支援に興味がある方などを対象に、群馬県立女子大学と連携して日本語学習支援ボランティアスキルアップ研修を開催しました。
【第1回】
日時:令和4年9月27日(火曜日)13時00分~15時00分
場所:オンライン(Zoom)
【第2回】
日時:令和4年12月27日(火曜日)13時00分~15時00分
場所:オンライン(Zoom)
【第1回】
「どうしてますか? みなさんの日本語教室・学習支援-対話・活動のためのアイディアと情報交換-」
講師:群馬県立女子大学文学部国文学科 講師 國澤 里美氏
【第2回】
「日本語らしい発音と訂正フィードバックの方法」
講師:群馬県立女子大学地域日本語教育センター 准教授 楊 廷延氏
【第1回】 9名
【第2回】 20名
【第1回】
講座は、講師と参加者の対話形式で行いました。まず、参加者の方々の現状の共有と、アイスブレイクを兼ねた自己紹介から始めました。学習者とのやりとりや学習支援に関する具体的な事例、学習の振り返りの有効性などについて講師の方に解説いただき、意見交換を行いました。
参加者の方からは、「導入のアイスブレイクが参考になった」「双方のコミュニケーションの大切さと、そのための工夫を学ぶことができた」「振り返りの有効性を知ることができた」などの声をいただきました。
【第2回】
日本語の発音について、他の言語と比較した日本語の特徴や、発声・アクセント・イントネーション等、専門的に解説していただきました。また、発音の訂正の方法についても学びました。
参加者の方からは、「専門的に学ぶことができ有意義だった」「口や舌の構造や動き、学習者の母語による起こりやすい間違いなど、具体的に知ることができ勉強になった」などの感想をいただきました。
日時:令和4年10月15日(土曜日)14時00分~16時00分
場所:群馬県生涯学習センター 多目的ホール
「ボランティアができること、やるべきこと」
講師:京都外国大学外国語学部日本語学科 教授 森 篤嗣氏
46名
「ボランティアができること、やるべきこと」をテーマに、対面で講演会を開催しました。日本語学習支援ボランティアの役割、日本語学習支援における自然な会話や「おしゃべり」の重要性などについて、講師の方にわかりやすく講話いただきました。
参加者の方からは、「自然な会話・おしゃべりが重要、ということが印象的だった」「普段の活動で悩んでいたことや疑問に思っていたことが解消された」「これまでの活動に間違いがないことが確認できた」との声をいただきました。