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吉岡町立明治小学校 3年 小暮 駿斗
榛名酪農業協同組合連合会
ぼくの学校では「はるな牛乳」が出ます。いつもおいしくのんでいますが、「この牛乳はどうやってできるんだろう?」としりたくなって、8月8日「はる名らくれん牛乳工場」に見学に行きました。
工場ではたん当の田辺さんが、いっしょにまわりながら牛乳ができるまでをせつ明してくれました。
はじめに工場では「受入けんさ」があり、しぼう分などのえいようがきまった分よりあるか、さいきんの数などいくつものけんさを受けます。つぎにゴミをとりのぞく作業、しぼう分を細かくする作業、ばいきんをなくす作業を通ってはじめて紙パックに入れられていきます。ぼくは一枚の大きな紙が、きかいの中で牛乳パックの形にととのえられ、同時に牛乳が入れられるはやさにおどろきました。
田辺さんから1.ぐん馬県内の牧場のほか、とち木県やさい玉県からもしぼった乳がやって来ること、2.1日に15万リットル(プールの約半分)の牛乳がつくられること、3.給食用に1日約3万本の牛乳が、高さき市や吉岡町などの学校にはこばれることや、しぼった乳に水でさえまぜてしまうと、牛乳とよべなくなること、紙パックに入れた牛乳も「せい品けんさ」に合格しないとすてられてしまうと教わり、とてもおどろきました。
ぼくは家で、工場でもらったしりょうを読んだり、牛乳についてしらべました。
牛乳の味は、牛が食べるえさやすむちいき、きせつによって変わるそうです。またぐん馬県は、全国で4番目に多く牛乳がつくられているのに、日本全体ではつくる量はへってきていると知ってちょっとざんねんでした。
ぼくは今回、体の中に入るものをつくるには「せいけつ」が何より大切と教わりました。だから、きゅう食の牛乳はみんなが安全にのめるようにつくられているんだと思いました。