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食物アレルギーかもしれないと思う症状が現れたときは、かかりつけの医療機関を受診しましょう。かかりつけ医は、必要に応じて、より専門的な検査や治療を行う医療機関を紹介してくれる役割も担っています。
的確な治療のため、医療機関での問診は原因食品を診断する上で大切な過程です。
症状が現れたときは、直前の食事や症状をメモで記録に残し、問診時に正確に伝えましょう。
食事療法の基本は正しい診断に基づいた必要最小限の食品の除去です。
「念のため」、「心配だから」といった理由で食品を除去するのはやめましょう。
特に成長期である乳幼児期に過度に食事制限をすることは、子どもの体や心の発達に悪影響を及ぼすおそれがあります。
食品を除去することの目的は、食べられるようになることです。定期的に医療機関を受診し、食べることができる食品の種類と量を指導してもらいましょう。