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原因食品/年齢によって変わる原因食品

更新日:2021年12月2日 印刷ページ表示

原因食品

 食物アレルギーの原因食品は「鶏卵」が最も多く、「牛乳」「小麦」を合わせた主要3大原因食物で全体の67%を占めています。木の実類の内訳は、クルミが最も多く、木の実類の63%を占め、以下、カシューナッツ、アーモンドとなっています。

原因食品のグラフ画像

※何らかの食べ物を摂取後、60分以内にアレルギー症状が現れ、医療機関を受診し、アレルギーの専門医が「食物アレルギー」と診断した患者4,851人の内訳

年齢によって変わる原因食品

 下の表は、初めて食物アレルギーと診断された原因食物を年齢別に集計したものです。初発の原因食物は、0歳では「鶏卵」「牛乳」「小麦」ですが、その後は年齢とともに、大きく変化しています。1、2歳では、「魚卵類」「木の実類」も高い数値を示し、3歳以降で「落花生」、7歳以降で「甲殻類」が加わっています。

初めて食物アレルギーを発症した患者の年齢別にみた原因食品 n=2,764
年齢
(人数)
0歳
(1,356人)
1,2歳
(676人)
3-6歳
(369人)
7-17歳
(246人)
18歳以上
(117人)
1位 鶏卵(55.6%) 鶏卵(34.5%) 木の実類(32.5%) 果物類(21.5%) 甲殻類(17.1%)
2位 牛乳(27.3%) 魚卵類(14.5%) 魚卵類(14.9%) 甲殻類(15.9%) 小麦(16.2%)
3位 小麦(12.2%) 木の実類(13.8%) 落花生(12.7%) 木の実類(14.6%) 魚類(14.5%)
4位   牛乳(8.7%) 果物類(9.8%) 小麦(8.9%) 果物類(12.8%)
5位   果物類(6.7%) 鶏卵(6.0%) 鶏卵(5.3%) 大豆(9.4%)

平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査事業研究報告書(消費者庁)より
(注)卵はオムレツ、マヨネーズなど、牛乳はバター、チーズ、アイスクリームなど、小麦はパン、うどんなどにも含まれます。

 


調理師・製菓衛生師