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食物アレルギーの原因食品は「鶏卵」が最も多く、「牛乳」「小麦」を合わせた主要3大原因食物で全体の67%を占めています。木の実類の内訳は、クルミが最も多く、木の実類の63%を占め、以下、カシューナッツ、アーモンドとなっています。
※何らかの食べ物を摂取後、60分以内にアレルギー症状が現れ、医療機関を受診し、アレルギーの専門医が「食物アレルギー」と診断した患者4,851人の内訳
下の表は、初めて食物アレルギーと診断された原因食物を年齢別に集計したものです。初発の原因食物は、0歳では「鶏卵」「牛乳」「小麦」ですが、その後は年齢とともに、大きく変化しています。1、2歳では、「魚卵類」「木の実類」も高い数値を示し、3歳以降で「落花生」、7歳以降で「甲殻類」が加わっています。
年齢 (人数) |
0歳 (1,356人) |
1,2歳 (676人) |
3-6歳 (369人) |
7-17歳 (246人) |
18歳以上 (117人) |
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1位 | 鶏卵(55.6%) | 鶏卵(34.5%) | 木の実類(32.5%) | 果物類(21.5%) | 甲殻類(17.1%) |
2位 | 牛乳(27.3%) | 魚卵類(14.5%) | 魚卵類(14.9%) | 甲殻類(15.9%) | 小麦(16.2%) |
3位 | 小麦(12.2%) | 木の実類(13.8%) | 落花生(12.7%) | 木の実類(14.6%) | 魚類(14.5%) |
4位 | 牛乳(8.7%) | 果物類(9.8%) | 小麦(8.9%) | 果物類(12.8%) | |
5位 | 果物類(6.7%) | 鶏卵(6.0%) | 鶏卵(5.3%) | 大豆(9.4%) |
平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査事業研究報告書(消費者庁)より
(注)卵はオムレツ、マヨネーズなど、牛乳はバター、チーズ、アイスクリームなど、小麦はパン、うどんなどにも含まれます。