本事業は、栄養教諭、給食調理員、給食センター職員等の学校給食関係者を対象に、食品衛生に関する知識拡充、意識向上を目的として県教育委員会健康体育課と共催で開催するものです。
今年度も、オンラインにて開催し、講師に高崎健康福祉大学の石岡大成准教授を迎え、学校給食関係者へ向けて衛生管理について、講演をしていただきました。
1 日程
令和6年7月16日(火曜日)~9月13日(金曜日)
2 開催方法
YouTubeによる動画配信
3 内容
講義
「食中毒事例の近状および食中毒予防のための知見」
講師:高崎健康福祉大学 農学部 准教授 石岡 大成 氏
説明
「学校給食の危機管理について」
群馬県教育委員会健康体育課
情報提供
「食の安全・安心情報(アレルゲンの食品表示について)」
群馬県食品・生活衛生課
4 参加者
栄養教諭、学校栄養職員、調理員、給食センター職員等の学校給食関係者 675名
5 アンケート結果
参加者アンケートでは、76%の方が「理解できた」、23%の方が「少し理解できた」と回答しました。
以下、参加者の感想の一部です。
- 食中毒は、私達の身近にあるものです。学校給食という子供達の健康に大きく関わっている大切な仕事であるとともに、誇りと自信を持ってとりくんでいきたいと、講義を視聴し、改めて思いました。
- 定期的な衛生管理研修を受講することで正しい知識を身に付け、今後に繋げていきたいと思っています。
- マスク着用の必要性とトイレ使用上の汚染ポイントでの培養地等の実験結果を目視で見ると、とても衝撃的でした。給食室だけでなく、児童の給食配膳時のマスクの着用も含めてしっかりと徹底をしていきたいと思いました。
- 毎日の業務にかかわる事で、作業における衛生上の注意点や異物混入についての注意点など、より意識をして作業したいと思います。安全な給食を提供できるように、声がけもしっかりしながら調理をしたいと思います。
- 学校給食従事者の健康管理の報告や食物アレルギー対応について複数の目でチェックし、2学期も安全な給食提供をしていきたいです。
- アレルギー食材も、追加されたり、無くなったり変化があるので、確認をしっかりしながら表示の仕方などよく見ようと思います。