1 日時
平成27年6月12日(金曜日)13時30分から16時00分
2 場所
群馬県立前橋商業高等学校
3 出席委員
10名 (原委員(会長)、遠藤委員、飯田委員、松村委員、茂木委員、今井委員、鈴木委員、朝岡委員、太田委員、根岸委員)
※欠席委員 2名 (宝田委員、木村委員)
4 次第
- 開会
- 群馬県産業教育審議会長あいさつ及び群馬県教育委員会教育長あいさつ
- 学校概要説明(群馬県立前橋商業高等学校長)
- 活動発表
「EXPERIENCES ~You have never experienced~」
- カラオケ本舗まねきねこ前橋エキータ店の業績アップ・プロジェクト
- けやきウォークでのお化け屋敷サブプロデュース
(平成26年度群馬県高等学校生徒研究発表会出場作品)
「Piece & Peace 日本を元気に!!可動式店舗の全国展開」
(GIAファイナル出場作品)
- 授業・施設・設備等視察
「音楽1」「起業実践」「ビジネス情報管理」「家庭基礎」
- 審議
「職業教育の充実の在り方について」
~社会的要請を踏まえた専門学科のカリキュラムの充実に向けて~
- 閉会
5 議事概要
会長
- 学校見学をされた感想や質問、産業界としての連携などについて、委員全員から意見をいただきたい。
委員
- 学校説明や授業、生徒の発表を拝見し、自信をもって取り組んでいると感心した。
- 新しい授業を実施しており、先生方のやる気に生徒が付いてきていると感じた。
- 企業側は、生徒の自由な発想を育て、経験を生かせる職場にしないといけない。
委員
- 社会で生きていくための突破力や起業家精神の育成に対し、実践的な授業を行っており大変素晴らしい。
- 日頃、日本人としてのアイデンティティが失われていると感じている。日本文化や歴史について学ぶことで国際的に差別化ができ、もっと良くなると思う。
委員
- 先生方が、生徒の良いところに着目して伸ばしていると感じた。
- 先生方が授業の目的を明確に伝えているので、しっかりとした楽しい授業になっていると思う。
- 中小企業家同友会と高校生との間で、社会に出て必要なことなどについて意見交換ができる機会を設けていただけるとありがたい。
校長
- 中小企業家同友会とのキャリア教育については、高校教育課とも相談しながら検討させていただきたい。
委員
- 社会で生きていくための突破力やプランニングだけでなく、企業と連携し実践して利益や顧客の満足度を上げている取組は、生きたキャリア教育であると思う。
- 高校卒業後、進学する生徒が増えているが、進学が増えたときにどのような教育を行うのか教えて欲しい。
校長
- 入学当初から進学を考えている生徒も多くなっている。また、取得した検定を利用して進学する生徒が増加している。
委員
- 礼儀や挨拶がよく、社会に出る基本を身に付けている。
- 企業では、時に1+1を3や5、10にする工夫や発想力が必要になる。社会で生きていくための突破力に着目した取組が伸びていけばよいと考えている。
- 就職の面接対策については、ハローワークでも支援できると考えている。
委員
- 「起業実践」という科目は、今まで勉強してきたことを踏まえ、総合知の育成になっていると思う。
- 「起業実践」は、発想力、突破力、意志を伝える力がキーワードになっている。
委員
- 私の会社では、今まではなかったが、はじめて高校生を採用した。農業、工業、商業の教育が社会との接続にi生かされていると感じた。
- コンビニエンスストアとのコラボレーションについては、どのようなきっかけで実現したのか。
校長
- コンビニエンスストアとのコラボレーションについては、県の包括連携協定に基づいて、商業高校で実施している。
委員
- 心のこもった挨拶ができる生徒が多く、生徒の発表からは夢や希望を感じることができた。
- 授業において、働くことについての指導も充実させていただきたい。
- 当団体でも社会人講師の派遣等を実施しているので、活用願いたい。
委員
- 生徒の発表がとても素晴らしく、明るい気持ちになれた。
- 部活動に参加している生徒は、先輩に対しての挨拶、言葉遣いがしっかりできている。また、我慢することもできる。
- 男子生徒でも、家庭科の学習を通して、ボタンぐらいは付けられるようになってほしい。
会長
- 商業高校は、農業高校、工業高校と違って、ものをつくることはしないため、別の苦労があるのではないか。
- 商業高校は、人格や人材をつくると説明があったが、この言葉に感激した。
- 高崎のえびす講で「販売甲子園」を実施している。参加についてご検討いただきたい。
校長
- 素晴らしいご感想をいただき、感謝申し上げる。
- 先生方の日ごろの成果で、生徒は本当に頑張っている。