本文
群馬県教育委員会では、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づき、令和2年度の教育委員会の事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果について取りまとめましたので、お知らせします。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(以下、「地方教育行政法」という。)において、全ての教育委員会は、毎年、その教育行政事務の管理執行状況について自己点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を議会に提出するとともに、公表することが義務付けられています。
そこで、群馬県教育委員会では、効果的な教育行政の推進に資するとともに、県民への説明責任を果たすため、年度を区切りとして、前年度の状況について「教育委員会の点検・評価」(以下、「点検・評価」という。)を実施し、報告書にまとめています。
点検・評価の対象は、「第3期群馬県教育振興基本計画」(以下、「基本計画」という。)に基づき群馬県教育委員会が実施した主な施策・取組と令和2年度の群馬県教育委員会の取組としました。
※地方教育行政法に定める点検・評価は、全ての教育委員会に実施が義務づけられているため、市町村教育委員会の権限に属する事務については、群馬県教育委員会とは別に各市町村教育委員会が点検・評価を行い公表しています。
点検・評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図ることが地方教育行政法で義務付けられています。群馬県教育委員会では、「群馬県教育委員会の点検・評価委員会」を設置し、以下の委員から御意見、御助言をいただきました。(五十音順、敬称略)
氏名 | 所属等 |
---|---|
大河原 眞美 | 高崎経済大学名誉教授 |
羽鳥 則夫 | 羽鳥こども医院理事長、伊勢崎佐波医師会副会長 |
日置 英彰 | 群馬大学共同教育学部教授 |
細谷 可祝 | 細谷工業株式会社代表取締役 |
吉田 惠子 | 高崎健康福祉大学人間発達学部特任教授 |
令和3年度群馬県教育委員会の点検・評価委員会結果概要(PDFファイル:668KB)
基本計画のうち、他部局の権限に属する取組については、他部局の担当所属がその取組状況等の自己点検・評価を実施しました。また、教育委員会が点検・評価した取組の中でも、他部局の関連事業の状況を明らかにしています。
それらの取組等は、教育委員会の点検・評価の対象外ですが、各施策の取組個票(上記ダウンロードファイル)に参考添付しています。
点検・評価の対象となっている第3期群馬県教育振興基本計画についてはこちらのリンクを御覧ください。
(1)指標の進捗率の状況
進捗率 | 100%以上 | 100%未満~80% | 80%未満~60% | 60%未満~40% | 40%未満~20% | 20%未満~0% | 0%未満~マイナス20%より大きい | マイナス20%以下 | -※(注) | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
項目数 | 7 | 5 | 6 | 9 | 8 | 4 | 6 | 19 | 3 | 67 |
※注「-」は、進捗率の数値化に適さない指標
基本計画の各取組の「指標」について、目標値に対して令和2年度中にどれだけ基準値から進んだかを進捗率として表し、次の式により算出しました。
進捗率(%)=(令和2年度実績値-基準値)÷(目標値-基準値)×100
計画期間5か年のうち、令和2年度は計画期間の2年目であるため、進捗率は40%以上が目安となります。上記の表のとおり、全体の67項目に対して27項目が40%以上進捗しました。
一方で、25項目については、基準年度と比べて数値が低下しています。背景には、新型コロナウイルス感染防止対策により各種活動が制限されたことが大きく影響していますが、対策を講じた上で効果的な取組を行っていくことが今後の課題と言えます。
点検・評価の報告書をご覧になりたい方は、こちらのファイルをダウンロードしてください。
(分割版はこちら)