開催日時
令和6年11月22日(金曜日)14時00分~15時35分
開催場所
ヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブハウス内 会議室
出席者の状況
技術審査会委員:7名(永井会長、片野副会長、大和田委員、金杉委員、寺内委員、西田委員、森田委員、谷畑委員)
事務局(県):2名
環境影響評価実務担当連絡会:5名
事業者:6名
傍聴人:零名
審議の概要
1 開会
略
2 会長挨拶
略
3 議題
「(仮称)群馬安中メガソーラー発電所建設事業に係る環境影響評価方法書」について
- 現在の手続状況について -事務局より説明-
- 方法書の概要説明 -事業者より説明-
- 質疑
【委員の主な意見】
- 現地視察の際に霧積川に群生している水辺の植物を確認したため、水生生物の調査範囲に植物を追加すること。
- 現地ではススキとかが残っていた部分もあったため、太陽光発電の邪魔にならない程度であれば、小動物の生息場所にもなることから、できるだけそういうところを残して頂きたい。
- 景観の植樹というところで、どのような樹種を植えるかということについて、できるだけ自然環境に合った在来の種類を選定していただきたい。
- 変電施設について前もって低周波騒音を測定するとよい。
- 工事車両の振動に対しては交通整備をしっかり行うこと。
- 共振状態が起きない設計を前向きに検討いただきたい。低周波が出た場合には場所を移動する等、細めな設計をしていただければと思う。
- アプトの道のコースが見える場所から写真を撮り、モンタージュを作成すること。
- 方法書9ページ表2-2「主な工事内容」について、樹木の枝落ちと記載があるがこれは極力避けて自然の樹木が振動騒音のフィルター代わりになるほか目隠しの効果もあるため樹木の伐採等はしない方が良い。
- 方法書66ページ表3.2-38(1)「注目すべき種(鳥類)」の番号15「種名:コウノトリ」について、コウノトリは国指定特別天然記念物であり鳥類生息調査に当たっては留意すること。併せて、調査担当者にコウノトリが確認されることを予め伝え、いるかもしれないという認識で留意すること。
- 方法書168ページ表5.8-3「調査期間等(植物)」の調査期間・頻度等について、秋季とするとあるが夏季から9月までの期間が適切と考える。
- 方法書171ページ表5.9-2(2)「調査方法(動物)」について、任意採取、ベイトトラップ、ライトトラップと3つの方法を示しているが、できれば全部の地点でなくとも良いのでカーテン式、白幕を張ったものを取り入れていただきたい。加えて、昆虫類の調査期間について春夏秋となっているのを初夏も入れていただきたい。
- 方法書171ページの5.9動物「(3)調査地点」について、ゴルフ場周辺のみでなく自営線付近の調査も望まれる。
- 方法書187ページ「(1)土地利用計画」について、「計画地外周に残置森林を配置するほか、敷地外周部に一部植栽を施し、パネルの出現を抑えるなど、周辺地域からの景観等に配慮する。」とあるが、植栽する樹種については、地域の潜在自然植生等に配慮したものとすること。
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