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令和6年度第6回群馬県環境影響評価技術審査会

更新日:2024年11月22日 印刷ページ表示

開催日時

令和6年10月31日(木曜日)13時00分~16時25分

開催場所

県庁28階 企業局第2会議室

出席者の状況

[(仮称)大泉完成車工場整備事業]
委員:8名(永井会長、片野副会長、板橋委員、大和田委員、寺内委員、西田委員、森田委員、谷畑委員)
事務局(県):3名
環境影響評価実務担当連絡会:5名
事業者:8名

[CS群馬CC太陽光発電事業]
​委員:7名(永井会長、片野副会長、大和田委員、寺内委員、西田委員、森田委員、谷畑委員)
事務局(県):3名
環境影響評価実務担当連絡会:5名
事業者:7名

審議の概要

1 開会

 略

2 議題

「(仮称)大泉完成車工場整備事業に係る環境影響評価準備書」について

  1. 現在の手続状況について -事務局より説明-
  2. 技術審査会委員からの意見に対する事業者見解 -事業者より説明-
  3. 質疑

【委員の主な意見】

  • 水生生物や水辺生物の事後調査について、絶滅危惧種など注目すべき種だけでなく、一般種も含めて調査を実施すること。
  • 準備書14ページ図2.3-8「緑化計画図」について、緑地を階層構造とし地域と共存したエリアにする計画であると説明があったが具体的に示すこと。
  • 緑地の植栽について、管理ありきでなく、緑地が地域の動植物にとって役割を持つよう十分配慮してほしい。また、遮蔽効果や景観を含めて、植栽の方法を検討すること。
  • 今後、温暖化対策等に活用することを見込み、各種調査にセンサーを用いてさまざまなデータの蓄積を図ることを積極的に検討すること。
  • 交通量調査にセンサーカメラを用いることについて、自動車の自動運転と同程度の実用性が確立できていると考える。本調査で終わりではなく、これを良い機会と捉えて、新しい手法の確立に取り組まれたい。
  • 本計画地の土地の利用履歴をしっかり調べておくとよい。
  • 送風機のダクトからの振動は建屋全体の振動に繋がる恐れがあるので注意すること。また、供用後は建屋の構造振動調査を行うこと。
  • 電気自動車はガソリン車に比べて走行時の二酸化炭素排出量は少ないが、材料の調達から生産、使用、廃棄に至るまでの一連の過程における二酸化炭素排出量を比較する必要がある。ある研究では生産工場をどれだけ稼働させるかによって違ってくるという結果があることから、生産工場の稼働年数をどれだけに設定するか示してほしい。

「CS群馬CC太陽光発電事業に係る環境影響評価方法書」について

  1. 現在の手続状況について -事務局より説明-
  2. 技術審査会委員からの意見に対する事業者見解 -事業者より説明-
  3. 質疑

【委員の主な意見】

  • 太陽光パネル下への種子散布について、在来種の種子の選定を検討するとのことだが地域の自生種を優先して選定すること。また、太陽光パネル下の植生の管理について、環境に配慮した方法を検討すること。
  • 動物レッドリスト及び植物レッドリストの2022年改訂版及び2024年部分改訂版では、例えば植物の種が追加されたり、評価が変更されたりするものがあることから、分けて示すこと。
  • マレーゼトラップの採用について是非検討してほしい。
  • 現地調査では、国及び県の天然記念物に留意して実施すること。
  • 注目すべき動物の生息地について、計画地周辺にないわけではなく場所を特定できないだけであることから、その旨追記すること。
  • 方法書202ページ第4.2-2 表「計画段階配慮事項の選定」において、天然記念物の動植物は文化財にも該当することから、環境影響評価の項目として選定すること。なお、カモシカ等は文化財であるため、見つけた場合には優しく見守るなど適切な対応をとること。
  • ゴルフ場を造成時の図面を準備書に添付すること。併せて、今後造成を行う場所を記した図面やパネルを設置する部分の断面図も添付すること。
  • 今後、予期しない豪雨が起こらないとも限らないことから、計画地の下流の住居に被害が出ないような新たな堰堤の設置を検討すること。
  • 供用後、必ず低周波騒音計用いて低周波音を測定すること。
  • 工事用道路の配置や交通指導員の配置について、トラックの搬出入を考慮して検討すること。
  • 資材や機械の搬入路について、慎重に検討してルートを設定すること。
  • 現地調査の前に文献「みなかみ町の植物」を確認した上で行うことがよいと考える。
  • 計画地周辺のため池や水田に貴重な動植物が見られており、計画地内のため池にも生息している可能性があるため調査を実施すること。
  • 環境影響評価制度の手続と同時並行で、不足する調査を行う等よりよい計画になるよう努めること。
  • 方法書203ページ第4.2-3 表(1)「環境影響評価の項目として選定する理由」における騒音・低周波音を選定する理由について、「発電設備から発生する騒音・低周波音…」とあるが、発電時には騒音や振動は発生しないことから、誤解を生じないよう記載内容を修正すること。

3 その他(今後の予定について)

-事務局より説明-

4 閉会

 略

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