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令和6年版環境白書を作成しました(環境政策課)

更新日:2024年9月19日 印刷ページ表示

 「群馬県環境基本条例」に基づき、知事は毎年、議会に、環境の状況及び県が良好な環境の保全及び創造に関して講じた施策に関する報告を提出することとされています。
 環境白書は、この報告として作成しています。1972(昭和47)年度、当時の「群馬県公害防止条例」に基づき第1号を発刊して以来、令和6年版が第53号です。

1 令和6年版環境白書の概要

(1)「第1部 環境トピックス」

環境トピックスとして、「特集記事 海のない群馬県から始める海洋プラスチックごみ対策」を掲載しています。

(2)「第2部 ぐんまの環境」

2023(令和5)年度に取り組んだ施策、群馬県の環境の現状に関する各種データを掲載しています。主な項目は、次のとおりです。

「前年度の比較」欄の(※注)は改善又は良好状態の継続を示します。

群馬県の環境の現状に関する各種データ一覧
項目(指標) 前年度との比較 特記事項
温暖化(温室効果ガス排出量) 増加

長期的に改善傾向
2021年 基準年度(2013年度)比 -18.5%
(目標 2030年度 -50%
(排出削減44%、森林吸収分6%))

森林環境(間伐等森林整備面積) 増加
​(※注)
前年度比106%
廃棄物(1人1日当たりごみ排出量) 減少
​(※注)
2022年度ごみ排出量966グラム/人・日
(全国平均880グラム/人・日)
環境学習(環境学習等参加人数) 増加
​(※注)
社会活動再開に伴い増加傾向
生態系(野生鳥獣) 被害額:増加
捕獲頭数:増加

農林業被害額:前年度比109%
野生鳥獣(5獣種)捕獲数:前年度比106%

水環境(環境基準達成率)

横ばい
(※注)

長期的に改善傾向
河川の汚濁負荷量の6割以上を占める生活排水対策が重要
地盤沈下(年間10ミリメートル以上地盤沈下) 横ばい
(※注)
沈静化の傾向
大気環境(環境基準達成率) 横ばい
​(※注)
長期的に改善傾向
騒音(一般地域環境基準達成率) 横ばい
​(※注)
長期的に改善傾向
公害防止対策(公害苦情件数等) 減少
​(※注)
長期的に減少傾向

(3)「第3部 2024(令和6)年度に講じようとする施策」

2024(令和6)年度に講じる環境行政に係る施策の概要を掲載しました。

(4)「第4部 計画の進行管理」

「群馬県環境基本計画2021-2030」の取組状況調査結果を掲載しました。

2 作成部数及び配付先等

(1)作成部数

650部(A4版、235ページ)

(2)配付先等

県議会、市町村、学校(中学校、高校、大学)、図書館等に無償配付します。
県民センターで有償頒布(3,218円)します。

3 県ホームページへの掲載

環境に関する情報を、県民の皆さんに幅広く提供し、有効に活用していただくため、全内容を県ホームページに掲載します。