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令和5年度病院事業決算は、昨年度に比べ純利益が減少しましたが、6千4百万円、4年連続の黒字となる見込です。
区分 | 純損益 | |||||
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心臓血管 | がん | 精神 | 小児 | 経営戦略課 | 合計 | |
令和5年度 病院事業純損益(A) |
-7 | 264 | 207 | -183 | -218 | 64 |
病院事業収益 (うち繰入金) |
9,819 (792) |
12,381 (884) |
3,029 (794) |
6,834 (1,625) |
27 (26) |
31,640 (4,122) |
病院事業費用 | 9,827 | 12,116 | 2,822 | 6,566 | 245 | 31,577 |
令和4年度 病院事業純損益(B) |
334 | 114 | 96 | 1 | -214 | 331 |
病院事業収益 (うち繰入金) |
10,544 (807) |
11,744 (968) |
3,019 (843) |
6,706 (1,687) |
22 (22) |
32,035 (4,326) |
病院事業費用 | 10,210 | 11,630 | 2,923 | 6,704 | 236 | 31,704 |
対前年度(A)-(B) | -341 | 150 | 111 | -184 | -3 | -267 |
(注)数値は、表示単位未満を四捨五入しているため、端数により合計とは一致しないものがある。
収益は、入院収益の減(ー2億5千1百万円)、外来収益の増(+4億2千7百万円)、補助金の減(ー1億5千万円)、一般会計繰入金の減(ー2億4百万円)等により、全体では3億9千5百万円の減少となりました。
費用は、給与費の増(+1億3千1百万円)、減価償却費の減(ー2億2千1百万円)等により、全体では1億2千8百万円の減少となりました。
この結果、前年度と比較して純利益は2億6千7百万円減少し、6千4百万円の純利益となりました。
【参考】純損益の推移(単位:百万円)
※平成26年度は、会計制度改正に係る影響額を除く。
(概要)入院患者数や手術件数の減に加え、新型コロナウイルス感染症関係補助金の減少等により収益は減少し、純損益は4年ぶりの赤字となりました。
(方針)本県心疾患医療の最後の砦として、質の高い安全な高度専門医療を提供するとともに、地域連携強化や入退院支援センターを活用した病床の効率的な運用により収支の改善を図ります。
(概要)入院患者数・外来患者数ともに増加したことから、医業収支は改善し、純損益も前年度から大幅な増益で4年連続の黒字となりました。
(方針)県内唯一のがん専門病院として、東毛地域を中心に最適な高度専門医療を提供するとともに、地域医療連携室による地域連携強化や新たな加算取得等により収支の改善を図ります。
(概要)救急治療病棟入院患者増等による入院収益の増加や外来患者数の増等による外来収益の増加、新型コロナウイルス感染症関係補助金の受入れ等により、純損益は平成27年度から9年連続の黒字となりました。
(方針)精神科救急医療の基幹病院としての役割や司法精神医療の要としての役割を担い、他の医療機関では対応困難な精神症状の患者への適切な医療の提供を行うとともに、アウトリーチ医療の更なる推進や効率的な病床運営により収支の改善を図ります。
(概要)入院患者数の増加等により医業収益は増加しましたが、新型コロナウイルス感染症関係補助金の減少等により医業外収益が減少し、純損益は3年ぶりに赤字となりました。
(方針)県内唯一の小児専門病院として、高度で先進的な周産期・小児医療を安全に提供し、本県の三次医療及び北毛地域の二次救急医療に引き続き対応していくとともに、地域の医療機関との連携強化や効率的な病床運用により収支の改善を図ります。