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国が進めるマイナンバー情報の総点検の一環として、群馬県において実施していた、障害者手帳情報と個人番号(マイナンバー)の紐付け点検の結果、身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の発行事務において、合計57件(公表済み12件を含む。)の紐付け誤りが判明しました。
手帳名 |
点検対象件数 |
紐付け誤り件数 |
---|---|---|
身体障害者手帳 |
67,384 |
29(8) |
療育手帳 |
10,415 |
8(0) |
精神障害者保健福祉手帳 |
22,958 |
20(4) |
計 |
100,757 |
57(12) |
※括弧内は内数で、10月31日公表済み件数
添付の報道提供資料のとおり
本人以外の手帳情報がマイナポータル上で閲覧可能な状態となっていましたが、閲覧履歴(直近2ヶ月)は確認されておらず、閲覧可能な情報の中に特定の個人を識別できる情報はありません。また、本事案について、本人等から県への問い合わせはありません。
(1)紐付け誤り該当者の手帳情報は、マイナポータル上で閲覧不可設定にしました。今後、所定の手続き(手帳台帳システム、中間サーバーのデータの修正、削除等)を行った上で、マイナポータル上で本人が正しい手帳情報を閲覧できる状態に戻す予定です。
(2)紐付け誤り該当者に対し、謝罪文書を送付済みです。
※上記のいずれも令和5年10月31日公表済みの案件を除く
(1)群馬県及び市町村では、デジタル庁が「マイナンバー利用事務におけるマイナンバー登録事務に係る横断的なガイドライン」を策定以降(令和5年10月5日)、当該ガイドラインに則り、マイナンバーカード等による本人確認、複数人でのチェックなどの予防措置を執りながら対応しています。
(2)今後は、手帳台帳システムに登録したマイナンバー及び3情報(氏名、住所、生年月日)と住基の該当者のデータを抽出して突合ツールで照合し、一致していることを確認後、情報連携(マイナポータル閲覧設定等)を行うこととします。