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令和5年度「卓越した技能者(現代の名工)の表彰」受賞者が決定しました(労働政策課)

更新日:2023年11月10日 印刷ページ表示

卓越した技能者(現代の名工)表彰制度は、技能が卓越し、国内で第一人者と目されている現役の技能者を厚生労働大臣が表彰することによって、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位及び技能水準の向上を図ることを目的とするもので、昭和42年度から実施されています。

1 受賞者

令和5年度は、群馬県から次の3名が表彰されます。

受賞者一覧(五十音順/敬称略/年齢は令和5年11月1日現在)
氏名 年齢 職種 現住所 所属名
生形 雄一(うぶかた ゆういち) 54歳 宮大工 伊勢崎市 株式会社生形工務店
松崎 一浩(まつざき かずひろ) 60歳 治工具製造工 みどり市 三菱電機株式会社群馬製作所
山口 幸一(やまぐち こういち) 61歳 理容師 吾妻郡長野原町 カットスタジオかみゆい

これまで群馬県では130名が表彰されており、今年度の受賞者を含めると累計で133名となります。

2 表彰式

(1)日時

 令和5年11月13日(月曜日) 午後2時から

(2)会場

 リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区戸塚町1-104-19)

3 受賞者の功績等の紹介

生形 雄一 氏(宮大工)

 社寺建築の新築・改築・改修に携わる宮大工として、特に屋根の曲線(水平方向)を美しく施工する技能に卓越しており、一級建築大工技能士として県内外で多くの施工を行っている。
 また、ものづくりマイスターやいせさき教育アンバサダーとして、県内の小中学生を対象とした講演や、建築を学ぶ高校生を対象とした実技指導を長年に渡り行うなど、宮大工の世界を通してものづくりの大切さや魅力を伝えている。

松崎 一浩 氏(治工具製造工)

 治工具製作、プレス金型・プラスチック成形金型の製作に長年従事して培った知識・技能を有し、ミクロン単位の調整を手工具で行う卓越した技能により、企業グループのものづくりを牽引する存在である。その豊富な知識や高度な技能を活かして、カラクリ台車や段取り治具による生産現場の業務改善や後進技能者への指導を行っている。
 また、突発的な緊急修理・ライン復旧に向けた対応においては、正確な素早い手法選択により、問題の早期発見や解決に導いている。

山口 幸一 氏(理容師)

 世界大会3位入賞に代表されるカット技能、薬剤の効果を長続きさせるヘアアイロン施術技能を活かして、顧客の個性を最大限発揮できるようなヘアスタイルの提案を行うことができる。
 また、独自のトリートメント施術方法を確立し業界全体に広めているほか、若年技能者に対しては自身の技能競技大会出場経験に基づいた指導を行い、全国規模の大会において入賞者を多数輩出している。

 ・報道提供資料 (PDF:379KB)