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中之条町の美野原土地改良区では、多面的機能支払交付金を活用し、維持管理を実施している美野原用水の施設機能診断及び補修を行うことで、施設の長寿命化を図っています。
今回、吾妻中央高校環境工学科の生徒が実習を兼ねて、美野原用水の支線水路の施設機能診断及び補修作業を行い、地域活動に協力します。
なお、水路の補修作業では、群馬県農村整備建設協会吾妻分会の技術者が実技指導を行い、実習に協力します。
中之条町美野原地区と成田原地区の約200haの農地へ用水を供給するため、昭和28年に造成された農業用水路。支線水路は昭和50年代に整備された施設で、建設から概ね40年経過し、老朽化対策が課題となっている。
農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るため、農用地、農業用用排水路、農道等の地域資源の適切な保全管理のための地域共同活動を支援するもの。