県内市町村における令和4年度普通会計決算の概要を取りまとめました。
なお、本資料は、現時点の集計状況を速報として取りまとめたものです。
決算のポイント
- 決算規模は、歳入歳出ともに2年連続の減となったが、過去3番目に高い水準となった。
- 実質収支は、394億円の黒字で、県内35市町村の全てが黒字を維持した。
- 経常収支比率は、5.0ポイント悪化して93.6%となった。実質公債費比率は、前年度と同数値の6.1%となった
総論
1 歳入
歳入総額 9,489億円(前年度比-237億円、-2.4%)
増要因
減要因
- 地方債 -246億円、-31.3%
- 国庫支出金 -236億円、-12.3%
- 地方交付税 -18億円、 -1.4%
2 歳出
歳出総額9,028億円(前年度比-215億円、-2.3%)
増要因
減要因
- 扶助費 -241億円、-10.8%
- 積立金 -125億円、-35.3%
3 決算収支
実質収支:394億円の黒字(前年度比-36億円)
4 財政構造の弾力性
- 経常収支比率:93.6%(5.0ポイント上昇)
- 実質公債費比率:6.1%(±0ポイント)
5 地方債現在高
- 地方債残高:7,317億円(-225億円)
- 地方債残高:4,030億円(-44億円)
(臨時財政対策債を除く)