ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 報道提供資料 > 【9月14日】ミニ展示「牧野富太郎をとりまく群像と群馬」を開催します(自然史博物館)

本文

【9月14日】ミニ展示「牧野富太郎をとりまく群像と群馬」を開催します(自然史博物館)

更新日:2023年9月14日 印刷ページ表示

 ​NHK連続テレビ小説「らんまん」のモデルになった牧野富太郎は、尾瀬などの群馬県にも足跡を残しました。今回の展示では、「らんまん」にみられるような植物相解明や研究の実際、牧野富太郎の最大の功績である「牧野日本植物図鑑」について、実物や原画集を通じて紹介します。

1 展示

見どころ1 牧野富太郎、東京帝国大学植物学教室、そして群馬

(1) 牧野富太郎が名付けた植物

 新種として記載したものから、代表的なもの、群馬と関係が深いものを例に紹介します。

(2) 群馬における牧野富太郎と東京帝国大学植物学教室の足跡

 当時牧野富太郎が出入りした東京帝大の教授・矢田部良吉やその門下生によって世に知らされた植物から、ミョウギシダ(命名:矢田部良吉、発見:染谷徳五郎)を紹介します。

(3) 東京植物同好会と群馬のコレクター

 牧野富太郎は、植物学の普及にも努め、在野の研究者やアマチュアコレクターとも盛んに交流しました。牧野が主宰した東京植物同好会の会員であるみどり市の栗原(古美門)尚次氏の標本を紹介します。

見どころ2 牧野富太郎の功績 - 植物を採集し標本を作り、図鑑を作る

(1) 植物を採集し、標本を作る

 植物を採集し、押し葉を作り、ラベルを添えて標本にする過程で用いられる用具を通して、植物標本作りの実際を紹介します。展示では牧野が活躍した時代に用いられたクラシカルな用具や古新聞を展示します。

(2) 牧野式植物画

 図鑑等に見る牧野富太郎の植物画は、正確且つ精緻なことで知られています。原画集の図を通じて、牧野富太郎の植物画の世界を紹介します。

(3) 牧野日本植物図鑑

 1940年に刊行された牧野日本植物図鑑は牧野富太郎の植物研究の集大成と言えるものです。同図鑑はその後も何度も改訂を重ね、学生版や原色版などの派生型も出版されました。当館所蔵のオリジナル体裁のものを含め、その内容もいくつかの見開きで紹介します。

2 開催期間 等

 令和5年9月20日(水曜日)~10月15日(日曜日) 当館エントランスにて

 毎週月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌日)

※常設展・企画展を観覧する場合は、観覧予約が必要です。ミニ展示のみを観覧される場合は、観覧予約は不要です。(ミニ展示のみの観覧は無料です。)

3 問い合わせ先

群馬県立自然史博物館

〒370-2345 群馬県富岡市上黒岩1674-1