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明治・大正期に夏秋蚕増産の一翼を担った、荒船風穴をはじめとした全国の蚕種貯蔵風穴について紹介するトピックス展示を開催しています。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産「荒船風穴」は、自然の冷気を利用した国内最大級の蚕種貯蔵風穴です。このような風穴は明治・大正期に全国各地に普及しました。風穴を利用することで蚕の孵化時期を調節し、年に複数回の養蚕ができるようになり、繭の増産につながりました。
本展示では、蚕種貯蔵風穴にスポットをあて、その概要をお伝えします。
令和5年8月31日(木曜)~11月28日(火曜)
場所:県立世界遺産センター(セカイト)2階 トピックス展示コーナー
休館日:毎月最終水曜日(9月27日、10月25日)