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話題を呼んだタイタニック沈没事故を伝える手紙の原本も!
群馬県立文書館では、1年につき約1万点の古文書を数回に分けて新たに公開しています。
このほど、次のとおり新たな古文書・絵図を閲覧いただく準備ができましたので、ご案内します。
近世~近代の漢籍などの版本や、明治期の小学校関係の資料・大山祇神社関係の文書・桃井村関係の納税領収書類といった近代の文書が含まれています。「北支事変明細図解」は、当時の日・満・露・支・蒙といった諸勢力についての図や解説が記された興味深い史料です。
旧多胡村役場文書のうち、勧業・農業・養蚕関係の史料を撮影したものです。明治~昭和期の各種産業についての史料が中心になっています。
※ 複製本による公開です(原本ではありません。)。
1912年にニューヨークに在住していた日本人須藤元吉から、碓井郡磯部村の中嶋拓造宛てに出された手紙です。タイタニック号沈没事件についての詳報や、アメリカ大統領選等について記されており、当時の世界情勢を窺い知ることができます。5月からの臨時展示で公開した複製物の原本になります。
その他の中島家文書についても、順次公開予定です。
群馬県立文書館(もんじょかん) 2階 閲覧室 (前橋市文京町3丁目27-26)
開館時間:9時から17時 休館日:月曜日、月末日、国民の祝日
撮影は無料(スマートフォンやカメラをお持ちください。)
複写は1枚につき、白黒は10円、カラーは50円
『ぐんまの古文書 続編』(1,009円)等も販売中