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【7月29日】古文書・絵図313点を新たに閲覧公開しました!(県立文書館)

更新日:2021年7月29日 印刷ページ表示

 当館では年数回、計約1万点以上の古文書の閲覧公開を実施しています。
 現在、約26万点の古文書(原本)、約4万6千点のマイクロフィルム収集古文書・約7万点の群馬県史収集複製資料(ともに閲覧は複製本)等を公開して、県民の皆様をはじめ、広く一般の方、研究者の方々などの利用に供しています。
 歴史の確かな証拠である貴重な古文書や絵図の原本をどなたでも直接手に取って、ご覧になったり、カメラで撮影したりすることができます(複写サービスもあります)。

場所

 群馬県立文書館 2階 閲覧室(前橋市文京町3丁目27-26)

開館時間および休館日

 開館時間 9時00分~17時00分
 休館日 月曜日、月末日、国民の祝日、特別整理期間(10月4日~10月8日)、年末年始(12月27日~1月5日)
 ※現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、事前予約制です。詳細は県立文書館ホームページ<外部リンク>にてご確認ください。

その他

 撮影は無料です(スマートフォンやカメラをお持ちください)。
 複写料金は1枚につき、白黒10円、カラー50円です。

~新たに閲覧公開が始まった古文書・絵図 3件 計313点~

  1. 齋藤羊太郎家文書(296点)
    『群馬県史』編さん時に調査された前橋市池端町の齋藤家に伝来した文書群です。近世文書が約45点、明治期の文書が約200点あります。質地証文・売渡し証文(地所・畑地等)の文書が比較的多く含まれています。幕末期の攘夷派の考えが記されている文書の写し(No.154)は、当時の緊迫した世相がうかがえる史料です。
  2. 江原毅家文書(16点)
    群馬県会議員や貴族院議員を務めた実業家の江原家に伝来した文書群です。今回、当館の展示「群馬の近代産業のめばえ-渋沢栄一・渋沢一族との関わり-」の開催に合わせて、渋沢栄一自筆の書簡等を公開しました。政治から距離を置いていたとされる栄一ですが、群馬県から立候補する大隈信常(大隈重信首相の養嗣)への選挙支援を依頼した書簡が残っています(No.1097-1とNo.1097-2)。本県との関わりや当時の政財界の状況を示す貴重な史料です。
  3. 大笹区有文書(1点)
    吾妻郡嬬恋村大笹に伝来した江戸時代前期の大型絵図です(縦1429mm×横787mm)。寛文2(1662)年の検地の結果を反映した大笹村・田代村の村高、当時の字名等が記載され、大笹関所、道、山や川等が描かれています。寛文検地から貞享2(1685)年の検地の間、または貞享元年の検地開始時に村が提出した絵図の控えと考えられます。